高松亜衣による室内楽シリーズ《Resonance》第2弾の開催
高松亜衣が主催するクラシック・室内楽シリーズ《Resonance》が再び東京で始動します。今回は「2人のメンデルスゾーン」をテーマに、ファニー・メンデルスゾーンとフェリックス・メンデルスゾーンの音楽をお届けします。
高松亜衣について
東京藝術大学を卒業した高松亜衣は、実力派のヴァイオリニストとして知られ、数々のオーケストラとも共演を重ねています。彼女は“純粋なクラシック作品の魅力をまっすぐに届けたい”という強い思いから、室内楽シリーズを立ち上げました。初回公演では、黒岩航紀(ピアノ)と清水陽介(チェロ)を迎え、繊細なロマン派の音楽を披露し、観客から大きな反響を得ました。
《Resonance》第2弾の内容
2026年4月11日、第一生命ホールにて再びこの3名が集まります。今回の公演では、ファニー・メンデルスゾーン《ピアノ三重奏曲 ニ短調》とフェリックス・メンデルスゾーン《ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調》を中心に演奏されます。姉弟の深い絆と互いへの情熱が詰まったこの楽曲は、短くも力強いメッセージを持ち、彼らの人生の節目を映し出すものとして聴衆に響きます。
メンデルスゾーンとは
ファニーとフェリックス・メンデルスゾーンは、音楽のみならず文化面でも影響を与え合った姉弟です。ファニーの作品は情熱が貫くロマンティックな作風で知られ、フェリックスのものはベートーヴェンを彷彿とさせる力強さが魅力です。二人がこの世を去るまでのわずか一年間に残した作品には、運命の波に翻弄される中でも音楽を通じて支え合った二人の思いが込められています。
チケット情報
この美しい音楽体験を見逃さないよう、現在、高松亜衣メンバーシップが先行販売中です。一般販売は11月29日から始まります。チケットの価格は、全席指定で一般5000円、U25の方は3500円となっています。ぜひ、ライブの臨場感を直接体感してください。
また、今回の公演の魅力は、ただ演奏を聴くだけでなく、三人のアーティストがそれぞれの感性を通じてメンデルスゾーンの作品に向き合う姿を見ることができる点です。音楽の新たな「共鳴」をぜひ体感してください。
終わりに
高松亜衣の室内楽シリーズ《Resonance》は、聴衆との深い響き合いを大切にし、音楽の持つ力を強く感じさせる公演です。メンデルスゾーン姉弟の遺した作品を通じて、現在を生きるアーティストたちがどのように「共鳴」し、新たな音楽の未来を描くのか、期待が高まります。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。