大崎町の靴リユース
2026-08-26 12:20:18

靴のリユースで環境改善を目指す「大崎モデル」とは?

大崎町が進める靴のリユースプロジェクト



鹿児島県大崎町は、環境意識の高い地域として知られ、リサイクル率日本一を17回も記録しています。この度、大崎町が新たに始める「靴のリユース」プロジェクトでは、子ども靴を中心に靴の循環プラットフォーム事業を展開します。この取り組みは株式会社SlowFastと協力し、環境省の支援を受けて実施されます。

プロジェクトの概要



このプロジェクトの第一段階は、2026年8月28日より「くつにゃんボックス」と呼ばれる専用の靴回収ボックスを町内の各所に設置することです。具体的には、町役場、大崎町社会福祉協議会、道の駅あすぱる大崎などで順次設置されます。これにより、住民やアスリートからの靴を回収し、生活支援につなげることを目指します。

回収対象は、一般的な靴、スポーツ用スパイク、子ども靴、高齢者用の歩行靴など。リユースや修繕が可能な靴を対象とし、回収に協力してくれた方には松原王子とくつにゃんのコラボシールがプレゼントされます。

環境への影響



この取り組みは、靴の100%資源化を実現することを目指しています。これまで埋立処分に頼るしかなかった靴を修繕したりアップサイクルしたりすることで、最終的な処分を減少させるのが狙いです。実証期間中には約500kg、つまり約1000足分の廃棄物を削減することが期待されています。

また、物価の高騰による家庭への負担を軽減することにも寄与します。競技用スパイクの価格が3万円を超える中、子どもの成長に伴う頻繁な靴の買い替えや、高齢者の歩行に必要不可欠な靴の購入コストを、安価に流通させることで、年間最大5万円の支出を抑える可能性があります。

町の意識改革



大崎町は、リサイクルや分別を推進するために住民・企業・行政が一体となって活動を行っています。しかし、靴は複合素材で作られているため、リサイクルが非常に難しかったのが現状でした。この「靴のリユース」プロジェクトを通じて、捨てることへの意識を「分別の義務」から「技術で直し、繋げる楽しさ」へと変えていくことが目指されています。

この取り組みを通じ、地域社会における環境意識の向上と経済支援が実現されることを願っています。大崎町は、サーキュラーエコノミーの先進的な事例として全国にその成功事例を発信していくことでしょう。

SlowFastについて



株式会社SlowFastは、親子と地球に豊かさをもたらすことをビジョンに掲げ、子ども靴の循環モデルを構築するために活動を行っています。地域コミュニティと協力して持続可能な循環モデルを形成することに力を入れており、単なるリユースにとどまらず、地域の環境意識向上にも貢献しています。

詳細については、公式サイトをご覧ください(SlowFast公式サイト)。


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