ジャパンハート開院式
2025-11-12 13:21:33

ジャパンハートアジア小児医療センターの開院式に参加しました

ジャパンハートアジア小児医療センターの開院セレモニー



2023年10月31日、カンボジアにて「ジャパンハート アジア小児医療センター」の開院セレモニーが行われ、株式会社ブライセンの代表が招待され参加しました。この医療センターは、特定非営利活動法人ジャパンハートが長年にわたって進めてきた小児医療支援の枠組みを集約した施設です。

ジャパンハートは「医療の届かないところに医療を届ける」という理念を掲げ、アジアの国々で無償で医療支援を展開する日本発の国際医療NGOです。ブライセンは、これまでの活動の中で同法人に対し寄付を行い、その活動を支援しています。

開院式には、駐カンボジア日本国特命全権大使やカンボジア国の保健省大臣を含む約300名が出席しました。式典では、現地の僧侶による祈祷が行われた後、ジャパンハート創設者であり新病院の院長でもある吉岡秀人医師がスピーチを行い、カンボジアにおける小児がん治療の現状を語りました。彼は、以前は助かる子どもが10%にすぎなかったが、現在5割にまで向上していると述べ、その差を埋めるための努力を続ける意気込みを示しました。

「世界で最も尊敬される病院のひとつにしたい」という言葉には力強さが感じられ、参加者たちの心に響きました。式典後、ブライセンの代表は医療センターの設備や運営体制を直接見学し、現地の医療従事者や支援団体の関係者との交流を深めました。

新たに開院したこの医療センターは、ジャパンハートの目指す「アジアの生存格差をゼロにする」という理念を体現しています。初めに100床を使用して小児がん患者を受け入れ、外来診療も開始することで、地域医療サービスの拡充を図るという計画が進行中です。

ブライセンは今後も、ジャパンハートと共に社会的課題の解決に取り組みながら、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく考えです。医療支援活動を支えることは、単に医療を施すだけでなく、持続可能な未来を形成することでもあります。ブライセンとして、地域社会に貢献していくと共に、医療の発展にも寄与できるよう努力を続けます。

このような活動には、多くの人々の協力が不可欠です。私たち一人一人が医療の重要性を理解し、支援の輪を広げていくことが大切です。ジャパンハートの活動が、今後より一層多くの命を救うことを願っています。

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