対話とAIを融合した「エピソードlink」が新たなビジネスの地平を拓く
株式会社日本コミュニケーションアカデミーが開発した画期的なプラットフォーム「エピソードlink」の特許取得が完了し、実用化に向けた第一歩を踏み出しました。この新しい技術は、AIと対話を組み合わせ、コミュニケーションのあり方を根本から変えることが期待されています。
「エピソードlink」は、顧客と企業の接点をより深めるために設計されたコミュニケーションモデルです。特に、量子力学と仏教の唯識思想を融合させた独自の理論に基づいており、これにより観察者の実体を問わず経験のみが重要であるという新たな視点を提供します。この考え方は、対話を通じて自己と他者の境界を曖昧にし、共同的な経験の本質を明らかにします。
新しい価値を生み出す3つのステップ
この技術は、次の3つのプロセスによって新たな価値を生み出すことを目指しています。まず第一に、顧客や従業員との深い対話を引き出す「問いのデザイン」が行われます。続いて、AIによる会話の分析を通じて、隠れたインサイトや価値を可視化します。最後に、全ての意見を整理し、合意に基づく結論を導き出すことで、誰もが納得する成果を達成します。
この技術は、教育、営業、コンタクトセンター、グリーフケアなど、幅広い分野での活用が期待されています。
業界の変革を促進する「エピソードlink」
「エピソードlink」が特に効果を発揮するのは、以下の3つの分野です。
1.
共創的なコンタクトセンターへの進化: 従来の受動的な受け答えから、顧客のインサイトを見つけ出す能動的なセンターへと変革します。これによって顧客満足度を向上させ、新たなビジネスチャンスを創出します。
2.
高価商材営業における新たな提案力: 高額な商品を販売する企業が、顧客との対話を通して購入後の価値向上を引き出す新しい営業手法を実現します。これにより、単なる物売りにとどまらず、体験価値の提供が可能になります。
3.
教育現場での双方向ラーニングの実現: 教師と生徒が互いに対話し、新たな価値を発見するラーニングモデルを提案します。これにより、学びの質の向上が期待されます。
先進的な協創事例
特に注目されるのは、日本グリーフアカデミーとの協業です。「エピソードlink」は供養業界に導入され、家族や友人が故人にまつわるエピソードを共有する場を提供しています。AIはその対話を分析し、故人の価値観やメッセージを抽出。この取り組みは、家族間の絆を強化し、新たな癒しの形を提案しており、業界内外から注目が集まっています。
未来を共に創るパートナーを募集
「エピソードlink」を活用して業界を革新しようとする企業を募集中です。コンタクトセンター、営業、教育分野での成功事例やデモを通じて、具体的な利用イメージをご提供します。新しいビジネス価値の創造にご関心のある企業様は、ぜひお問い合わせください。
発明者と開発者の紹介
本技術の開発者である河野克典は、株式会社日本コミュニケーションアカデミーの代表取締役を務めており、横浜国立大学の客員教授でもあります。彼は、富士ゼロックスの研究所において共通価値創造のプロセスを開発し、数多くの特許を取得してきました。また、もう一人の重要なメンバーである新田崇信は、佛心寺の住職であり、教育やグリーフケアにおける活動でも知られています。
お問い合わせ
今後の展開について興味ある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
この「エピソードlink」がもたらす新たなコミュニケーションの可能性を、皆様と共に探求していけることを楽しみにしています。