自然資本モニタリング
2026-05-28 16:58:54

NTTグループが新たに自然資本モニタリングソリューションを提供開始

自然資本モニタリングの新時代へ



2026年5月28日、NTTドコモビジネス、NTTドコモソリューションズ、および株式会社バイオームの3社は、自然資本を可視化し、評価する「自然資本モニタリングソリューション」を新たに提供することを発表しました。このソリューションは、森林や水、大気といった自然資本の状態を効率的に把握し、企業のネイチャーポジティブな経営を支援することを目的としています。

ネイチャーポジティブ経営とは?


「ネイチャーポジティブ」という概念は、生物多様性の損失を食い止め、回復させるための経済のあり方を示しています。環境省のデータによれば、世界経済の大半が自然資本に依存しているにも関わらず、自然の劣化が進行している現状があります。企業や自治体は、事業と自然資本の関係を理解し、その影響を継続的に把握することが求められています。

衛星画像データの活用


本ソリューションの特徴は、衛星画像データを駆使して自然資本の状態を広範囲に可視化し、評価する点です。従来の地上調査に依存せず、コストを削減しつつ調査範囲を広げることができます。NTTグループの衛星画像データ解析技術とバイオームのビッグデータを組み合わせることで、植生や生物種の分布状況をマップ上で示し、分析情報を提供します。

具体的な活用例


  • - 飲料メーカー:水資源の利用に伴う生態系の管理として、本ソリューションを導入。流域の生物多様性をモニタリングし、他の工場への展開を検討中です。
  • - NTTドコモ自体:所沢市でのエコロジカルネットワークの重要なエリアでデータを活用し、地域の生物多様性を保護するための取り組みを展開しています。
  • - NTTアーバンソリューションズ:生物多様性を考慮した都市づくりに向け、本ソリューションを導入し、都市部での生育環境の把握に役立てています。

料金と今後の展開


本ソリューションの提供価格は、1エリアあたり2,500,000円(税抜)からとなっており、1エリアの大きさは25㎢を標準としています。これからも、自治体の生物多様性戦略の策定や企業のネイチャーポジティブ経営をサポートするため、幅広い分野にソリューションを展開していく予定です。

持続可能な社会の実現に向けたNTTグループの取り組みは、今後もますます注目されることでしょう。自然資本の可視化を通じて、企業と環境が共生する未来を共に築くための新たな第一歩です。


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