株式会社三十三銀行が新たに採用したビジネスマッチングシステム
金融機関向けビジネスマッチングシステム「Linkers for BANK」(以下、LFB)が、三十三銀行に導入されることが決まりました。このシステムは、リンカーズ株式会社が提供しており、地域の金融機関や事業会社同士のビジネスマッチングを効率化することを目指しています。
LFBの特徴
LFBは、ビジネスマッチングを一元管理し、案件情報の共有やマッチングノウハウの蓄積を実現することで、成約率の向上に特化したサービスです。2018年4月からサービスを開始し、すでに全国48の金融機関で導入されている実績があり、今後もネットワークが拡大していくことが期待されています。これにより、地域経済の活性化にも寄与することが期待されており、特に地元企業の収益機会を拡大する役割が期待されています。
実績と成長
三十三銀行を含むLFB導入金融機関では、これまでに約338,000件の商談が創出されており、直近3年間のデータによると、商談件数及び成約件数は約200%増、マッチング関連の収益は約450%増という驚異的な成長を見せています。これらの数字は、LFBが持つ高い効果を裏付けるもので、今後も各地域での活用が進むことでより一層の成果が期待されます。
LFBの強み
リンカーズが持つマッチングノウハウを基に開発されたLFB。以下の3つの強みがあります。
1.
ゼロからの挑戦: これまでビジネスマッチングに取り組んでいなかった企業でも、LFBを通じて容易に始めることが可能です。
2.
広域なネットワーク: 約285万社もの企業と約3.5万人の行職員が参加するネットワークにより、日本全国の企業とのマッチングが実現できます。
3.
潜在ニーズの発掘: 取引先の隠れたニーズを把握し、スキルに依存せずにマッチングを実施する機能を持っています。
これらの特徴を活用し、今後は金融機関同士の広域連携を強化することにも注力する予定です。
まとめ
三十三銀行がLFBを導入したことによって地域金融機関のビジネスマッチングが一層促進され、地域経済の振興に繋がることが期待されています。今後の展開に注目です。
リンカーズ株式会社は2011年設立で、東京都文京区に本社を置き、東京証券取引所グロース市場に上場しています。ビジネスマッチング事業を中心に、様々なサービスを展開しており、地域経済の発展に貢献する姿勢を持っている企業です。