エフピコが2年連続「Aリスト企業」選定
株式会社エフピコ(東京都新宿区)は、国際的な非営利団体であるCDPから、気候変動に対する優れた取り組みが評価され、2024年度も「Aリスト企業」に選ばれました。この評価は、2年連続の快挙です。
CDPは、企業の環境情報を独自の基準に基づいてスコアリングし、情報開示の透明性、環境リスクへの認識とその管理、また目標設定の実現可能性が重要視されます。2024年のデータ開示に参加企業は24,800社を超えており、その中での評価です。
エフピコの目指す未来
エフピコグループは、環境問題への取り組みとして、2022年から気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言を支持。具体的な目標設定として、2031年までにCO2排出量を前年比31%削減するとともに、2050年度には実質的に排出量ゼロを実現することを掲げています。これらの目標の下、各部門が主体的にワーキンググループを立ち上げ、環境問題に取り組んでいるのです。
環境取り組みの詳細
例えば、エフピコは「エフピコ・エコアクション2.0」というプログラムを通じて、製品のライフサイクル全般にわたる環境への影響を見直し、持続可能なソリューションを模索しています。具体的には生産工場でのエネルギー効率改善や、輸送手段の選定、オフィス環境の整備など、多角的なアプローチが取られています。
未来の社会に向けて
エフピコは今後も持続可能な循環型社会の実現に向けて努力を続ける意向を示しています。リサイクル資源の有効活用を支援することで、環境への配慮を一層強化し、地域社会におけるリーダーシップを発揮します。
最後に、CDPについて触れておくと、CDPは企業や自治体が環境情報を開示するための国際的なプラットフォームを設けており、温室効果ガスの削減や自然資源の保護を促進しています。これにより、持続可能な社会の実現に向けた企業の取り組みを強力にサポートしているのです。
エフピコの取り組みは、気候変動対策だけでなく、私たちの未来のためにも重要な意味を持ちます。今後の動向に注目していきたいと思います。
詳細な環境への取り組みについては、
こちらの公式ページもご覧ください。
また、TCFD提言に基づく情報開示については、
こちらからをご確認ください。