岡山大学と国連
2025-06-01 15:38:48

岡山大学が国連大会で日本を代表するユネスコチェアに選ばれた背景とは

岡山大学が日本を代表して国連大学グローバルRCE会議で活躍



国立大学法人岡山大学が、国連大学主催の第14回グローバルRCE会議に協力機関として参加することが決まり、興味を集めています。この会議は2025年10月21日から23日に岡山市で開催される予定で、持続可能な開発の教育に関する地域拠点(RCE)のメンバーや、国際的な関係者が一堂に会します。

本会議はRCEネットワークの設立20周年を祝うもので、今後の10年間に向けて新たなアジェンダ「RCE岡山宣言2025」を策定します。その執筆委員会に、岡山大学の横井篤文副学長と藤井浩樹教授が日本から唯一選ばれました。この選任は、同大学が持続可能な開発教育(ESD)において国際的な影響力を持つことを示しています。

RCE岡山宣言2025の意義



「RCE岡山宣言2025」は、過去のトンヨン(韓国)や岡山での宣言、RCEネットワークの成果を基に、最新の国際的なESDの枠組みを盛り込むことを目指しています。その目的は、強固で包括的かつ将来を見据えた内容を実現することです。また、本宣言を通じて、地域と国際社会との強密な連携を深めることが期待されています。

2025年の会議に先立って、5月15日に行われたキックオフ会議では、岡山大学も執筆委員として国際的な議論に貢献しました。このように、大学の取り組みは国際的な場でも注目を浴び、これからの持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。

岡山大学の教育への取り組み



岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援し、教育の特色としてESDを位置付けています。これにより、同大学は地域や国際社会と密接に連携し、持続可能な社会の実現に向けた教育プログラムを展開しています。また、同大学は過去に第1回ジャパンSDGsアワードで特別賞を受賞しており、その取り組みの成果が評価されています。

地域社会における持続可能性を考慮しつつ、岡山大学は地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たしています。この姿勢は、世界的な教育の枠組みの中で重要な位置を占めていくことでしょう。今後も岡山大学の取り組みに注目が集まります。

全国的に、地域社会や教育機関がどう協力しあい、持続可能な未来を形成していくかが問われていますが、岡山大学はその一翼を担う存在として重要です。SDGsという国際的な課題に取り組む中で、岡山大学が地域とともにどのように共育共創を進めていくのか、今後が楽しみです。


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