初のブラジル大会優勝を目指すフレスコボール日本代表選手団の挑戦
日本フレスコボール協会(JFBA)は、6月にブラジルのイパネマビーチで開催される大会に向けて、クラウドファンディングプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、彼らの目標であるブラジル大会での初優勝に向けた挑戦として、多くの人々に支援を求めるものです。
フレスコボール日本代表選手団のメンバーと試合の概要
2024年度の公式戦ツアー『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024』を経て、選出された日本代表は、男子から2組、女子から3組、ミックスで1組の合計6組10名から構成されています。具体的なメンバーは以下の通りです。
- - 男子:赤塚康太&五十嵐恭雄、外山祐次&松浦孝宣
- - 女子:風味千賀子&宮山有紀、山口桃子&大和地未沙子、岡本千聖&落合真彩
- - ミックス:五十嵐恭雄&宮山有紀
この大会は6月7日から8日にかけて行われ、ブラジルのトップ選手たちが集う中で、日本選手団は大きな挑戦を強いられます。特に「プロカテゴリ」での優勝は、これまでJFBAが長年目指してきた目標であり、選手たちにとっても大きな試金石です。
2024年9月にはポルトガル大会が控えており、その際には日本ペアが栄光の表彰台を獲得していますが、ブラジル大会にはブラジルのトップ選手が多数参加するため、非常に競争が激しい状況です。それでも、日本選手団は、フレスコボール界の成長を背景に、世界最高峰の舞台で成功を収めるチャンスに恵まれています。
クラウドファンディングの目的と選手へのサポート
フレスコボールは、発展途上のスポーツであり、多くの選手が自費で海外遠征の費用を負担する必要があります。このため、JFBAは、クラウドファンディングを通じて選手たちへの支援を呼びかけています。日本大会の盛り上がりを受けて、国際的な舞台でもその成果を発揮すべく、ぜひ多くの人々からの応援を期待しています。
プロジェクトの詳細は、クラウドファンディングページにて確認できます。また、スポーツサプリメントブランド「DNS」による引き続きサポートも発表されたばかりで、オールジャパンでの応援が行われる予定です。
フレスコボールの概要とその魅力
フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロで生まれたビーチスポーツで、1945年に考案されて以来、世界中のビーチで楽しまれています。このスポーツの特徴は、対戦相手との競い合いではなく、協力してラリーを続ける点です。試合は約5分間続き、選手同士が7mの距離を保ちながら競技を行います。このため、選手たちは「思いやりのスポーツ」としてフレスコボールを捉えています。
近年、日本全国でこのスポーツのクラブ活動も活発化しており、2025年までに47都道府県全域にクラブを設立する目標を掲げて、日本フレスコボール協会はさらに広がりを見せています。フレスコボールを通じて地域コミュニティの形成が行われ、多様な人々が集う場を提供しています。
最後に
フレスコボール日本代表選手団の挑戦は、スポーツの発展だけでなく、日本全体のフレスコボールに対する理解を深めるためにも重要な意味を持ちます。多くの人々にこの魅力を知っていただき、応援していただけることを願っています。是非、多くの方のご支援をお待ちしております。