協力し合う企業の力
2023年に、株式会社ネクストビートと株式会社One Terraceが業務提携を締結しました。この提携により、両社は日本国内のIT人材不足に取り組み、海外や日本国内にいる優秀なエンジニアと、企業とのマッチングをさらに強化することを目指しています。
提携の背景
近年、日本ではIT産業の急成長に伴い、人材不足が深刻な問題となっています。その解決策として、ネクストビートは「Tech Bridge Japan」というプログラムを運営し、海外の優秀なITエンジニアを日本の企業に紹介してきました。一方、One Terraceはミャンマーやベトナム、インドを拠点に人材紹介や定着支援を行っており、両社の専門性を合わせることによって、高精度なマッチングを実現できると言えます。
One Terraceの代表である石中達也氏は、「優秀な人材が自由に留学・就職できる環境を提供することで、日本の発展に寄与したい」という思いを抱いており、この提携がその実現に寄与することを期待しています。
具体的な取り組み
提携の具体的な内容については、ネクストビートが運営するTech Bridge Japanの取引先企業とOne Terraceの求職者ネットワークを活用して、マッチングを強化していくことです。これにより、優秀な外国人エンジニアが日本で活躍できる道を提供し、国内企業の成長をサポートします。
Tech Bridge Japanについて
Tech Bridge Japanは、海外のIT人材と日本企業をつなぐ架け橋として設立されました。特に、人口減少が続く日本においては、IT人材の不足はより一層深刻化しています。この状況を受け、10年以上の経験を持つネクストビートが、シンガポールにも拠点を持ちながら国際的な課題に取り組んでいます。
各社のメッセージ
このたびの提携に関して、One Terraceの石中氏は、「両社の強みを結集し、IT産業の発展を目指していきたい」と語っています。また、Tech Bridge Japanの事業長、水貝乃里子氏も、「企業の魅力や日本で働く魅力を広めていくことで、さらなる成長を支援していく」とコメントしています。
企業の紹介
株式会社One Terrace
株式会社One Terraceは、2016年にベトナムで創業し、地方企業の採用支援やDX推進を行っています。日本法人は2017年に設立され、その後、ミャンマー法人も設立。アジアから日本への就業支援や日本国内の教育機関向けのソリューションを提供しています。
株式会社ネクストビート
ネクストビートは2013年に設立され、「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念のもと、国内外で12の事業を展開しています。IT人材の不足に対しても、テクノロジーの力を駆使して対応しています。
結論
NeXTbeatとOne Terraceの提携を通じて、日本国内の企業と海外のエンジニアをつなぐ架け橋が形成されることで、IT産業のさらなる発展が期待されるでしょう。今後の取り組みに注目が集まります。