新たなAIの活用法を提供する『AI PRO』
最近、AI(人工知能)の導入を考える企業が増えていますが、実際にはその利用方法に戸惑う経営者や担当者も多いのが現状です。そんな中、株式会社エヌイチは新たに『AI PRO』というサービスを発表しました。このサービスは、最短3ヶ月で企業内にAIを定着させることを目指しています。
AI導入の現状と課題
AIのバズワードが飛び交う中で、企業は「どの業務にAIを適用すればよいのか」と悩み、導入に踏み切れないケースが多く見られます。「AIを使いたいが何から手をつければよいのかわからない」という声は、どの業界でも聞かれます。このような悩みに対応するために、『AI PRO』は生まれました。
『AI PRO』の特徴
個別対応の伴走型プログラム
『AI PRO』では、企業が直面する問題に寄り添い、適切なAI活用の道筋を提示します。導入コストは30万円からと、特に中小企業でも始めやすい料金設定となっており、まずは小規模からのスタートが推奨されています。
短期成果に向けた体系的アプローチ
サービスは、3ステップのアプローチから成り立っています。最初に企業がAT・GT(適用して良いタスク)を見つけ、その後、効果を実感できる形で導入し、自社内で使い続けられる仕組みを作ります。また、現場に合わせた業務フローにAIを組み込む支援を行います。これにより、企業全体でAIの活用が進むことが期待されます。
社員が自立して活用できるスキル育成
サービスは単なる導入に留まらず、AIを使い続けられる人材の育成にも力を入れています。これは企業が将来的にさらなるAI活用を進めるために不可欠な要素です。
導入事例から見る『AI PRO』の効果
実際に、製造業のN社では、書類選考結果の自動更新を導入したことで、手作業での二重入力が不要になり、業務効率が大幅に改善されました。また、学生へのリマインドメールも自動化することで、人為的なミスが減少し、候補者体験の向上にも寄与しました。
スタートアップ支援のP社では、新メンバーの商材知識取得にかかる時間を大幅に短縮することができ、AIを活用したロールプレイ練習を導入したことで、実践的なスキルを短期間で習得できるようになりました。
代表者の思い
『AI PRO』の開発に取り組む株式会社エヌイチの代表取締役、奥山幸生氏は、「AI導入を考えても最初の一歩が見えない企業が多い。今年度中には自社にAIを定着させるという、企業の未来を形作る貴重なサービスを提供していきたい」と語っています。
会社概要
株式会社エヌイチは、東京都新宿区を拠点に、法人向けのAIコンサルティングや教育事業を展開しています。設立は2023年10月、資本金は1000万円で、AIを通じた企業の成長をサポートしています。
私たちの未来は、AIを如何に活用するかにかかっていると言っても過言ではありません。『AI PRO』を通じて、企業が自らの業務にAIを取り入れ、さらなる発展へとつなげる道を切り開いていくことが期待されます。