日本初のオンライン英語セラピー『マイメンタルケア』の登場
2025年12月、スタテラ株式会社はオンラインカウンセリングプラットフォーム『マイメンタルケア』の英語サービスを正式に発表しました。このサービスは、日本に住む外国人やバイリンガルの方々、さらには日本と海外にルーツを持つ多文化背景をもつ人々にとって、心の健康をサポートする重要な拠点となることでしょう。
なぜ英語セラピーを始めたのか
日本においてのメンタルヘルスの課題は、多くの外国籍の方が母国のメンタルヘルスサービスを利用できず、必要なサポートが得られないことにあります。さらに、日本文化を理解した英語話者のセラピストが非常に少ないという現実もあります。西洋のサービスが日本の文化的価値観に必ずしも合わないこともあり、特に「海外の価値観」と「日本の文化」の間で葛藤を抱える人々にとって、サポートを見つけることが難しいのです。『マイメンタルケア』は、まさにこれらの文化的ギャップを埋めるために設計されました。
創業者の思い
創業者の小槻みのり氏は、アメリカのカリフォルニア州で公認セラピストとして活動する中で、文化に寄り添ったセラピーが求められていると感じています。「私たちはただ言語を翻訳するのではなく、文化に合ったセラピーを提供しています。セラピストを見つけることは、出会いのパートナーを見つけることと同じくらい重要です。」と小槻氏は語ります。日本やカナダ、ハワイ、ロサンゼルスでの彼女の経験が、このアプローチの原点となっています。
マイメンタルケアの特徴
1.
完全オンラインのフロー:『マイメンタルケア』では、すべてのプロセスがオンラインで完結します。初回問診票の記入から実際のセッションまで、クライアントが安心して利用できる環境を整えています。
2.
マッチングシステム:相談内容や要望に応じて、自分に合うセラピストを見つけることができます。これにより、クライアントが安心してセラピーを受けられるようサポートします。
3.
登録不要のセラピスト検索:興味がある方は、登録前にセラピストのプロフィールや写真を確認できるため、気軽に相談を始めることができます。
ローンチイベントのご報告
2025年12月、東京・原宿にて『マイメンタルケア』の英語プラットフォームのローンチイベントが開催され、多くのクリエイターやコミュニティのメンバーが集まりました。このイベントでは、メンタルヘルスを重く受け止めるのではなく、日常の一部として捉えることができる新しい感覚を共有しました。音楽や対話を通して、心のケアが身近で楽しいものであることを表現しました。この文化の転換は、セラピーを日常のケアの一部として位置づけ、より多くの人にアクセス可能なものにすることに寄与します。
まとめ
『マイメンタルケア』の英語セラピーは、日本に住む多様なバックグラウンドを持つ方々にとって、新たな心の拠り所となるでしょう。文化に寄り添ったサービスが、メンタルヘルスケアの新たな可能性を切り開きます。今後もこのプラットフォームが、すべての人々に安全で包括的な感情のサポートを提供し続けることを期待しています。