バッファローが最新のIoTセキュリティ基準を満たす
株式会社バッファローが新たに、法人向けスマートスイッチの8種類について、経済産業省が監督するIoT製品セキュリティー制度「JC-STAR」への適合ラベルを取得したことを発表しました。この制度は、サイバーセキュリティの重要性が高まる中、IoT製品のセキュリティレベルを評価し、可視化することを目的としており、2025年3月から本格的に運用が開始されました。
JC-STARの背景と意義
近年、IoT技術の普及に伴い、ユーザーの個人情報や企業の機密情報を守るためのセキュリティ対策がより一層求められています。「JC-STAR」は、国内外の基準と調和しつつ、IoT製品に必要なセキュリティ要件を定め、それに対する適合性を評価する日本独自の制度です。今後、消費者がIoT製品を選ぶ際には、これらの安全基準を満たしているかどうかを確認する重要な指標となります。
バッファローは、制度が導入された当初から積極的にラベル取得に取り組んできました。新たに適合した製品群には、次の3つのシリーズが含まれています。
- - BS-GS21シリーズ(28,050円~、税抜25,500円)
- - BS-GS21Pシリーズ(70,180円~、税抜63,800円)
- - BS-GS2124P/HP(120,780円、税抜109,800円)
これらのスイッチは、法人向けに設計されたレイヤー2 Giga スマートスイッチです。高性能な通信環境を提供するだけでなく、強固なセキュリティを実現しています。
高度なセキュリティ仕様
バッファローの「JC-STAR」適合製品では、以下のような高度なセキュリティ対策が施されています。
1.
管理画面のログイン:法人向け製品では、初期設定でのパスワード変更が必須となり、誤ったログイン試行時には一定期間アクセス制限が課されます。
2.
設定値の暗号化:製品内に保存される設定情報を暗号化し、不正アクセスから保護しています。
3.
ファームウェアの自動更新:重要なセキュリティ関連アップデートを自動で適用し、最新のセキュリティ状態を保ちます。
4.
サポート期間内のセキュリティアップデート:購入後も継続してセキュリティ強化を行います。
5.
設定の初期化機能:万が一の際にも、容易にリセット可能です。
6.
サプライチェーンにおけるリスク回避:製品の設計・製造工程において、マルウェアの混入リスクを回避するための対策が取られています。
これらの取り組みにより、バッファローはお客様に安心してインターネットを利用していただける環境を提供していきます。
バッファローの今後の展望
今後もバッファローは、「JC-STAR」制度に基づくセキュリティ要件の遵守を強化し、製品ラインナップの充実を図ります。また、通信機器適合基準検討ワーキンググループへの参加を通じて、これからのIoT市場においてもリーダーシップを発揮していく方針です。お客様が安全で快適にデジタルライフを楽しむための一助として、より良い製品の提供に努めてまいります。
今こそ、バッファローのスマートスイッチを選ぶことで、安全なIoT環境を実現しましょう!