陸前高田市の新たな取り組みが始動
陸前高田市の美しい森林から創出されたJ-クレジットの販売が、2024年2月から始まります。このプロジェクトでは、ワタミ株式会社が第1号の売買契約を締結し、持続可能な社会の実現に向けた新たな一歩を踏み出します。ワタミは、森林管理の適正化によって創出されたCO2吸収量を国に認証された形でクレジットとして販売し、環境への負担軽減を図ります。
ワタミと陸前高田市の深い絆
ワタミは2011年以降、陸前高田市に深く関与してきました。創業者の渡邉美樹が同市の参与を務める中で、地域の活性化に向けた多様な活動を実施してきました。たとえば、イベント開催やコールセンターの設置、さらには渡邉氏の経営塾の運営等を通じて、地元の経済を支える努力が続けられています。また、2021年には、再生可能エネルギーを活用した「陸前高田ワタミオーガニックランド」を開業し、地域の環境づくりにも寄与しています。
J-クレジット制度の意義
邦によって認証されたJ-クレジット制度は、CO2の排出削減や農業、適切な森林管理の実施によって得られたCO2吸収量を「クレジット」として認める仕組みです。特に、森林に関する方法論は、適正に管理された森林から得られるバイオマスによる炭素の蓄積を基にしています。この制度を通じて、関与する企業や地域が持続的な森林経営を実現し、未来の世代にその資源を引き継ぐことが求められます。
連携協定によるさらなる相互強化
最近締結された「森林資源の活用に関する連携協定」により、ワタミ、陸前高田市、そしてSEFは、相互に協力し合いながら森林クレジットの創出とその活用を進めていく方針です。森林クレジットに特化した様々な活動を通じて、地域の森林管理基盤を安定させ、去る時代の森林の多面的機能を次代へ繋いでいくことを目指します。
1.
地域の特性を活かしたクレジット創出
2.
森林生態系に関する調査や普及
3.
企業と自治体の連携による森林保全活動
などが、協定の主な目的となります。
ワタミモデルによる持続可能な取り組み
ワタミは、有機野菜を生産し、加工し、全国のお客様へ提供しています。このプロセスは、循環型6次産業モデルを形成しており、環境への負荷を軽減する取り組みと共に、再生可能エネルギー事業にも力を入れています。この努力の集大成が「ワタミモデル」として形作られ、2050年のカーボンニュートラルを目指す活動が行われています。初年度は50トンのクレジットを購入し、自社で排出できないCO2のオフセットに活用する計画です。
創業40周年を迎えたワタミ
ワタミグループは2024年に創業40周年を迎え、この節目に感謝の気持ちを込めた「40周年ありがとうYEAR」を展開します。様々なキャンペーンを通じ、国内外での外食事業や宅食事業において特別な経験を提供します。地域との連携や環境への配慮を続けながら、新たな未来を築いていくワタミの取り組みをぜひご注目ください。
会社情報
- - 会社名: ワタミ株式会社
- - 本社所在地: 東京都大田区羽田 1-1-3
- - 設立: 1986年5月
- - 事業内容: 外食事業、宅食事業、農業、環境事業など
- - 公式サイト: ワタミ公式サイト
さあ、地域と共に育つ、持続可能な未来へ。ワタミの新たな冒険が始まります。