ブルームストリートとGoogleイスラエルが提携
日本市場は外国企業にとって魅力的な展開先であり、特にイスラエルのスタートアップ企業が注目されています。その中で、ブルームストリート株式会社とGoogleイスラエルが戦略的パートナーシップ契約を締結したことが発表されました。この提携は、イスラエル企業が日本市場に進出する際のさまざまなサポートを提供することを目的としています。
提携の背景
イスラエルはスタートアップの大国として知られ、数多くのユニコーン企業が誕生しています。彼らは、自国の市場よりもむしろ海外市場への進出に重きを置いています。特に当初は巨大なアメリカ市場で基盤を築いた企業が、日本のような発展した市場へも進出し、新しいビジネスチャンスを追求する姿勢が強いのです。ブルームストリートは、そうした企業の日本展開を支援する役割を担っています。
Googleイスラエルでは、米国市場を主要ターゲットとするイスラエル企業の日本を含む主要地域への進出を促進するプロジェクトが進行中です。具体的には、欧米市場向けに構築したWebサイトを日本市場向けのユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスに最適化するための支援を行っています。このプロジェクトにおいて、ブルームストリートは重要な役割を果たすことになります。
業務提携の内容
業務提携により、ブルームストリートは日本ユーザー向けのWebサイトや広告クリエイティブの制作、マーケティング戦略のコンサルティングを行います。特に、Google広告を使用するイスラエル企業に対し、日本市場との違いを的確に伝え、効果的なローカライゼーションにおいて包括的に支援します。これにより、グローバル企業が日本の消費者に向けて魅力的なマーケティングを実現できるようにサポートします。
選定理由と期待
Googleイスラエルの戦略的パートナーシップ部門の責任者であるSeffi Tsarfati氏は、ブルームストリートを選定した理由を「日本市場においては、アプローチを変える必要がある。ブルームストリートの既存の施策の実績や彼らのプロ意識が決め手となった」と述べています。実際に、すでに1社のイスラエル企業に対するプロジェクトが成功し、クライアントからはデザインの質が高いと評価されています。
ブルームストリートの代表取締役社長である高山純一氏も、「これまでに日本市場への進出を希望する多くの海外企業から相談を受けてきたが、今後はさらに現地化に対するニーズが高まってくると確信している。今回の提携を通じて、日本とイスラエル両国の企業が共に成長できるビジネスエコシステムを構築したい」と語っています。
会社概要
ブルームストリート株式会社は、2014年に設立され、海外企業の日本市場進出を支援するためのマーケティング施策を提供しています。バイリンガル専門チームが、海外の本社と密に連携し、日本市場の特徴を理解しながら、ユーザーに合わせたWEBローカライゼーションを行っています。これにより、製品やサービスが日本市場でより広く受け入れられるよう取り組んでいます。
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お問い合わせ先
ブルームストリート株式会社
E-mail: info@bloomstreet.jp