春の訪れを告げる季節に広がる、甘美なスイートパンの数々。特に東京・大丸のベーカリーでは、300種類以上のパンが揃い、春にぴったりのスイーツパンが話題に。今回は、2023年の「春のパン屋大賞」の受賞作品を詳しくご紹介します。
大丸東京店では、パン屋のスタッフが自らのブランドを超えて、春にぴったりなスイートパンを評価する独自の審査会が行われました。今年のテーマは「春に食べたいスイートなパン」で、全28種類のパンがエントリー。その中から厳選された5種類が大賞に輝きました。特に印象的だったのは以下の受賞パンです。
一位:ポール・ボキューズベーカリーの「極・生しおパン」
価格:324円
このパンは、柔らかい生地の中に北海道産の小豆を使った粒あんとバターが絶妙にサンドされています。焼き上がると外はパリッと、中はしっとりとした食感が楽しめ、あんことバターの相性は抜群です。試食した人々からは、「甘じょっぱさのバランスが素晴らしい」との声が上がり、止まらない美味しさが評判です。
二位:メルヘンの「いちごづくしのとちあいかスペシャル」
価格:713円
とちあいかジャムと生クリームをたっぷりと使った、苺のサンドイッチ。特に大きな苺が使用され、果実感があり、春の香りが漂う一品です。食べた瞬間、苺の酸味とクリームの甘さが調和し、「まさに春に食べたいパン」と称賛されました。
三位:メゾンカイザーの「レモンパイ」
価格:369円
カリッとしたパイ生地に甘酸っぱいレモンクリームがぎっしり詰まった人気のパイ。甘さと酸っぱさ、食感のバランスが絶妙で、多くの人が毎回リピートしたいというほどの魅力があります。カット面の美しい黄色が目を引き、食欲をそそります。
四位:メゾンカイザーの「抹茶とゆずのパン」
価格:379円
抹茶の風味が楽しめる生地に柚子のスライスピールを練りこんだ、春限定の一品。このパンは、抹茶の香りが引き立つだけでなく、もちもちとした食感がまた食べたくなる要素です。ゆずの香りはほんのりと、食欲を刺激します。
五位:銀座木村家の「桜の花」
価格:330円
桜の香りがふんわりと漂う、春を感じるビジュアルのパン。桜もち風フィリングや桜の葉を使った餡が詰まっていて、見た目も趣があり、見て楽しむことができます。五感で春を感じる商品として大変人気です。
また、特別部門として「香り部門」や「味わい部門」の受賞作も気になるところ。香り部門の第一位は、再度メゾンカイザーの「抹茶とゆずのパン」が受賞。バランス部門の第一位には、ドンクの「苺のフロマージュ」が輝きました。
いかがでしょうか?春の訪れと共に楽しむ、スイートパンたち。この季節、特におすすめのパンをぜひ店舗でお試しください。