地域課題解決の探求
2026-08-27 08:30:15

地域課題解決に挑む高校生たちの新たな学び「Hitachi Quest Lab」

地域課題解決に挑む高校生たちの新たな学び「Hitachi Quest Lab」



茨城県日立市で新しい試みが始まりました。明秀学園日立高等学校の探究GSコースがRapport株式会社と協力し、地域課題解決のためのアントレプレナーシップ教育プログラム「Hitachi Quest Lab」を立ち上げました。このプログラムでは、地元高校生が地域の観光資源に目を向け、地域の魅力を再発見し、その価値を引き出すことを目的としています。

プログラムの概要



「Hitachi Quest Lab」は、日立市の地域資源や課題を探求し、観光を切り口とした価値の創造に取り組む実践型プログラムです。生徒たちは、教室での学びにとどまらず、地域のフィールドワークを通じて、地元の事業者や住民から生の声を聞き、観光コンテンツを企画、試行し、成果を発表します。この経験を通じて、生徒たちは実際に地域を活性化するための具体的な行動を学びます。

具体的な学びのプロセス



プログラムでは、「問いから始まり、社会実装まで到達する探究型アントレプレナー教育」を理念として掲げています。生徒たちは「なぜ?」という問いを軸に、自らの問いを深めていく過程を重視し、地域の観光スポットや文化を分析します。たとえば、普段見慣れている日立駅の景色であっても、他の地域から訪れる人々にとっては、それが特別な体験となることに気づくことは重要です。このように地域資源に潜む価値を見出すことで、生徒たちは観光を通じた課題解決に繋がる実践力を育んでいきます。

教員と企業の連携



Rapport株式会社は、プログラムの監修・運営を担い、地域観察やヒアリング、観光コンテンツの企画など、全てのプロセスで生徒をサポートします。Rapport株式会社の代表取締役CEOである竹内良地氏は、「地域の魅力を知ることで、自分自身の魅力にも気づく」と語り、このプログラムを通じて生徒たちが自分のアイデンティティを発見するきっかけになることを期待しています。

明秀学園日立高等学校の使命



明秀学園日立高等学校は、生徒一人ひとりの進路や興味に応じた多様な学びを提供することに力を入れています。探究GSコースでは、地域の多様な課題に対応できる人材を育成するため、実際の地域と関わることで生徒の主体性や社会性を養う教育を行っています。特に、柴田一生コース長は、地域の人材流出が問題視される中、「地域への解像度を上げることが将来的な地域発展の鍵になる」と強く訴えています。

今後の展望



「Hitachi Quest Lab」は、地域の魅力をただ再発見するだけでなく、それを他者に届ける力を育てることに重点を置いています。生徒たちが地域の問題に真正面から向き合い、自己の言葉で観光コンテンツとして提案できる力を身につけることで、地域の魅力を引き出し、さらには地域活性化に繋がる活動を促進していきます。未来に向けて、明秀学園日立高等学校の生徒たちが地域とともに成長する姿が楽しみです。


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