新たな技術革新の拠点『朝日工業社つくば技術研究所』
2025年9月25日、茨城県つくば市にて「朝日工業社つくば技術研究所」の竣工式が盛大に執り行われました。今後、この研究所は持続可能な社会の実現を目指して、革新的な技術の開発を促進する重要な拠点となります。
竣工式の様子
式典には茨城県立地推進東京統括本部の関係者を含む59名が出席し、ここまでの取り組みを祝い合いました。朝日工業社の代表取締役社長である髙須康有氏も挨拶を行い、持続可能で新たな事業の創出を目指す意義を強調しました。
技術研究所のコンセプト
この研究所は「心地良い」を追求するデザインが施されています。地域との調和を大切にし、自然な素材感や広がりをもたせた外観が地域住民に優しさを伝えています。また、大きな開口部が外からの光を招き入れ、内部の環境を一層魅力的にしています。
設計のこだわり
内部は、心地良い日常を生むために空間設計が細やかに施されています。高い天井から差し込む光やサステナブルな素材は、研究者がリラックスして創造力を膨らませる環境を提供します。
先進的な環境性能
この拠点は単なる研究施設にとどまらず、建物自体が先進技術のショーケースです。以下のような高性能を誇ります。
- - ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル): 消費エネルギーを実質ゼロに。
- - BELS評価★6: 省エネルギー性能で最高評価を獲得。
- - CASBEE-WOとLEED: 省エネや快適性を求める評価体系への申請も進めています。
特に、建物の設計段階から自然エネルギーと機械設備との融合を追求し、効率的な室内環境を維持しながら電力消費の削減に努めています。
今後の展望
朝日工業社はこの新しい技術研究所を中心に、今後も大学や研究機関、企業との連携を強化していく方針です。社会に貢献する新たな技術の開発を通じて、持続可能な未来を築く力強い一歩となることでしょう。
研究所の基本情報
- - 建物名称: 朝日工業社つくば技術研究所
- - 住所: 茨城県つくば市学園の森二丁目12番6
- - 構造: 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
- - 階数: 地上2階
- - 敷地面積: 9300.07㎡
- - 延床面積: 3782.24㎡
この技術研究所は、今後の持続可能な社会の実現に向けた重要なマイルストーンとなりそうです。