岡山大学の挑戦
2023年12月、岡山大学は文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択されました。この事業は、約55億円の資金をもとに、我が国の研究力を向上させるための大規模な支援策です。岡山大学は、この機会を利用し、長期ビジョン2050に基づいて地域社会や世界に貢献する研究大学へと進化しています。
J-PEAKS MONTHLY DIGESTとは
岡山大学では、地域の中核としての役割を果たしつつ、研究力の向上とイノベーションの創出に向けたさまざまな活動を月刊で紹介する「J-PEAKS MONTHLY DIGEST」を発行しています。この雑誌は最新号となる第8号が2023年11月29日に公開され、J-PEAKSに関するさまざまなトピックスを取り上げています。
取り組みの内容
第8号では、前号に引き続き、J-PEAKSに関連する活動の紹介がされています。また、特集では「CytoFlex」と呼ばれる最新のフローサイトメーターに焦点を当て、共同利用のメリットについて詳しく説明しています。このような先端的な研究施設を持つことで、岡山大学は地域や国際社会における研究拠点としての地位を確立しています。
組織改革の取り組み
岡山大学では、単に研究拠点を築くだけでなく、全体的な組織や制度の改革にも取り組んでいます。これにより、従来の「一部の組織のみが改革を進める」姿勢から脱却し、法人全体での取り組みに移行しています。このようなアプローチにより、岡山大学は地域と連携しながら、国を代表する研究大学群としての存在感を高めていくのです。
原田副機構長の思い
岡山大学研究・イノベーション共創機構 の原田大作筆頭副機構長は、J-PEAKSの採択から1年が経過し、あらゆる分野での改革が急速に進んでいると述べています。新たな研究ポリシーや連合体の設置など、さまざまな施策が動き出しています。本学は、地域社会に根ざす大学として、そして国際的にも通用するブランドを築くことに力を入れています。
今後の展望
岡山大学が目指すのは、「世界に誇れる研究大学の山脈(PEAKS)」の形成です。これからも地域と地球の未来を共に創り出すために、研究や教育の分野での革新に挑み続けます。その成果は、直接的に地域社会に生かされるだけでなく、広く世界の問題解決にも寄与することが期待されます。
是非ご覧ください
「岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST」の詳細は、
こちらからご覧いただけます。岡山大学の挑戦にご期待ください。今後の課題として、地域や国家に対してどのような影響を与えられるか、ぜひその動向を見守ってください。