新機能満載のAPM 1.1
2025-10-20 13:49:00

Synologyが公開したActiveProtect Manager 1.1の魅力とは?サイバーセキュリティを強化する新機能が満載

Synologyが届ける新しいセキュリティ機能



東京での発表により、SynologyはActiveProtect Manager (APM) 1.1を正式にリリースしました。この新しいアップデートにより、企業はサイバーセキュリティの強化に加え、コンプライアンス対応をさらに充実させることができるようになります。リモートストレージオプションの拡大、そして大規模展開への対応が特徴です。

サイバーセキュリティの脅威に立ち向かう



最近、サイバーセキュリティに対する脅威は急増しており、多くの企業はその防御策を見直さざるを得ない状況にあります。SynologyのエグゼクティブバイスプレジデントであるJiaYu Liu氏は、現在の市場が求めるのは安全でスケーラブルなソリューションであり、APMはそのニーズに応えるものだと語ります。

これまでにもSynologyのバックアップソリューションは、3,000万件以上のワークロードを保護してきました。2025年8月には、顧客から4.9/5の高評価と99%の推奨スコアを得ており、Gartnerにおいても代表的なベンダーとして認められています。

APM 1.1の新機能



APM 1.1には、以下のような目立った改善点が施されています。

1. サイバーレジリエンスの強化


新たに導入された「アクセス許可モード」により、データセキュリティが大幅に向上します。このモードでは、バックアップ中はホワイトリストに登録されたIPアドレスからのトラフィックのみが許可され、バックアップが完了すると自動的に隔離モードに戻る仕組みです。これにより、不正アクセスのリスクを大幅に軽減します。

2. 効率的なコンプライアンス対応


企業は、地域ごとのデータ保持要件を満たすために、複数拠点や複数地域へのバックアップを一元管理できます。これにより、規制が厳しい市場でも安心して運用できます。

3. 一括展開


IT部門はProxmox環境におけるバックアップ用エージェントを、一括で導入できるようになり、効率的な運用が可能になりました。

4. 新たなリモートストレージサポート


APM 1.1では、データを選択したリモートストレージデスティネーションにシームレスに移動できる機能が追加されました。特に、長期保存のニーズに合った階層化サポートが実現し、さまざまなクラウドプラットフォームに対応しています。

今後の展望



SynologyのActiveProtectシリーズは、引き続き企業のサイバーセキュリティ戦略の要となる存在です。APM 1.1の導入により、企業は高まるセキュリティリスクに対して、より強固な対策を講じることができるでしょう。現在、ActiveProtectアプライアンスはSynologyのパートナーや代理店を通じて、世界中で展開されています。さらに詳しい情報は公式サイトで確認できます。

まとめ



APM 1.1は、サイバーセキュリティ強化を求める企業にとって、まさに必要不可欠なツールとなるでしょう。安全かつ効果的なデータ保護を実現するために、最新の技術を積極的に活用することが求められる現代において、Synologyはその先頭を走り続けているのです。今後の進化からも目が離せません。


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