新しい雇用のかたちを提案するDiverse Village USHIKU
2026年1月、茨城県牛久市に開設予定の「Diverse Village USHIKU」は、障害者が自分らしく生きることを支援する先進的な施設です。この施設は、障害者雇用の新しいモデルを目指し、複数のサービスを提供します。障害者が直接雇用され、様々な業務を通じてスキルを習得できる環境を整えることを目指しているのです。
Diverse Villageの特徴
Diverse Villageは、ロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、そして障害者雇用支援サービス「INCLU」の3つの異なるサービスを1つのフロアで提供します。これにより、障害者はコーヒーの焙煎業務や、ハーブの生産、さらにはオフィスワークまで幅広い職種に挑戦できる機会を得ることができます。
地域とのつながり
オープンエリアにはコミュニティスペースが設けられ、セミナーや交流会などのイベントも行われる予定です。これにより、働く障害者と地域住民との交流を促進し、共生社会の実現を目指します。
Diverse Village USHIKUには約30社の企業が入居し、120名以上の障害者雇用を創出する計画です。
オープン前イベントの詳細
今回の「Diverse Village USHIKU」の開設を記念して、2025年9月17日(水)に求職中の障害者と就労支援員向けの無料イベントが開催されます。
- お仕事体験:13:00~14:00 / 15:00~16:00
- 講演:14:00~15:00
事前予約が必要ですので、参加希望者は早めの申し込みをおすすめします。
イベントプログラム
1.
お仕事体験(60分)
- コーヒーのドリップバッグ作り
- ハーブを育てる挿し木体験
- 個別就職相談会(希望者のみ)
2.
講演(50分)
- 「自分らしく活躍できる仕事と出会うために大切なこと」
- Diverse Villageでの可能性について
スタートラインの取り組み
この取り組みを行うのは、株式会社スタートライン。彼らの企業理念は「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」とのことで、障害者雇用の新たな場づくりに努めています。
スタートラインは、ABA(応用行動分析)や文脈的行動科学に基づいた専門的な支援を提供し、障害者の「採用」と「定着」に力を入れています。
Diverse Village USHIKUは、障害者が新たな挑戦を通じて自分を知り、自己実現を果たすための貴重な場所となるでしょう。皆さんもぜひ、オープン前のイベントに参加して、未来の雇用モデルに触れてみてください。