みらいエフピー株式会社、社名変更で新たなスタート
みらいエフピー株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:小林 廣樹)が、2025年10月1日より社名を「株式会社みらい共創アドバイザリー」(略称:MFAS)に変更します。これは、日本経済における中小・中堅企業の再生支援をさらに強化するための重要なステップです。
社名変更の背景
近年、コロナ禍や地政学的リスクの影響、さらには物価高騰や人手不足といった厳しい経営環境が企業を取り巻いています。特に、コロナ禍に導入された特別融資の返済が始まっている中、企業の倒産件数は増加の一途をたどっています。東京商工リサーチによれば、2024年には年間で1万件を超えると予想されています。それに伴い、当社には企業再生に関する相談が急増しています。
当社は、雇用や地域経済を守りつつ、価値のある事業を未来に繋げる手段として「事業再生型M&A」が果たす役割の重要性に気づき、その理念を社名に反映する必要があると考えました。その結果が今回の社名変更です。
新社名に込めた想い
新たに生まれる「株式会社みらい共創アドバイザリー」という社名には、「企業と社会の“みらい”を守るために、共に歩み、共に創る」という理念が込められています。当社は経営者や従業員、地域と共に手を取り合い、持続可能な事業の継続と成長を実現するために努めてまいります。
パーパス・ミッション・ビジョン・バリュー
当社のパーパスは「事業の再生を通じて、雇用・地域・社会の“みらい”を守ること」です。このパーパスに基づいて、経営危機に直面している企業に寄り添い、価値のある事業を未来へ繋げる役割を果たしていきます。そのために、以下の3つの要素に基づいた活動を行います。
- - Mission(使命): 候補企業と共に歩み、共に創ることを通じて、経営の再生支援に専念します。
- - Vision(目指す姿): 事業再生型M&Aの先駆者となり、信頼されるファイナンシャル・アドバイザーとしての地位を築きます。
- - Values(価値観): 共創、誠実、専門性、社会性、そして挑戦の精神を大切にします。
新コーポレートロゴ
新たにデザインされたロゴは、MFASの理念や企業姿勢を視覚的に表現しています。特に、「M」の形が二人三脚に見えるようにデザインされており、共に歩むイメージを伝えています。右上に伸びる形には「再生」や「みらい」への前向きな広がりが表現されています。
代表取締役社長、小林 廣樹のコメント
小林社長は、「バブル崩壊以降、厳しい経営状況にある企業にとって、事業再建の道は確実に広がっている」と述べています。また、新たに「みらい共創アドバイザリー」となることで、事業再生型M&Aの専門企業として、より多くの支援を推進し、企業だけでなくそのステークホルダーの“みらい”を守ることも目指しています。
会社概要
- - 新社名: 株式会社みらい共創アドバイザリー(英語表記:Mirai Financial Advisory Service Co., Ltd.)
- - 所在地: 東京都千代田区大手町二丁目6番4号TOKYO TORCH 常盤橋タワー9階
- - 代表者: 代表取締役社長 小林 廣樹
- - 設立: 2002年3月
- - 社名変更日: 2025年10月1日
- - 事業内容: M&Aアドバイザリー業務
- - URL: 公式ウェブサイト
今後、株式会社みらい共創アドバイザリーとして、企業の再生を通じて未来を守り、地域経済の活性化へ貢献していくことを目指しています。