老舗木製玩具メーカーが展開するOEM商品の販売サポート事例紹介

株式会社ニチガンが手掛ける木製玩具のOEM販売サポート

1929年に創業し、木製玩具の製造において名を馳せてきた株式会社ニチガン。東京都豊島区に本社を構え、「木のぬくもりで日常を豊かに」を理念に掲げ、数々の木製雑貨も展開しています。最近では、OEM事業への取り組みを開始し、様々な法人に向けた木製玩具や雑貨の生産依頼が寄せられています。これまでの経験を活かし、法人顧客が抱える販路拡大のニーズにも応えています。

OEM事業の展開

ニチガンは、大手百貨店やベビーメーカー、生活雑貨店、ゲームメーカー、そしてデザイン会社や食品メーカーなど、幅広い業種の企業と連携し、品質の高い木製商品を供給しています。特に注目すべきは、自社の長年の経験をもとにした販売サポートサービスです。生産を受けた法人様が自ら販売促進に手が回らない場合でも、ニチガンが長年の取引先である玩具専門店や雑貨店、書店、ECショップまで販路を紹介し、スムーズな市場展開を実現しています。

具体的な事例紹介

ここで、OEM商品の販売サポートに関して、実際の事例を4社ご紹介します。

株式会社hatoha

株式会社hatohaが開発した「kittoko」は、髪の毛をテーマにした新感覚の記念品で、2021年のグッドデザイン賞を受賞。ニチガンは、この商品の生産を手掛けると共に販路拡大の支援を行いました。hatohaの創業者である美容師が関与していることもあり、全国の美容室に導入される一方、ニチガンの販路を通じてギフトメーカーへの採用も実現しました。

株式会社リングリーフ

続いての事例は、株式会社リングリーフの「コロコロモッコロ」の生産です。日本製のスロープトイで、オリジナルキャラクターと共に販売しています。ニチガンの販路を活用することで、ギフトメーカーへの採用が決定し、販路が拡大しました。ニチガンのサポートにより、新たな購買層を開拓することに成功しています。

株式会社ふらここ

株式会社ふらここの木製雛人形「ころん」は、平安時代の「ひいな遊び」を現代の遊びへと変革する商品。ニチガンが提供した販売サポートで、専門店やギフトメーカーへの新たな販路が開かれました。品質と楽しいデザインで、子どもたちの心をつかむ製品です。

株式会社ファンダメント

最後に、将棋に特化した商品「SHOGGY」の支援も行いました。2016年にグッドデザイン賞を受賞した「大明駒」のデザインを活かし、子ども向けに開発されたSHOGGY。ギフトメーカーとの協力により、より多くの子どもたちに将棋を学ぶ機会を提供しています。

まとめ

ニチガンのOEM事業は、木製玩具や雑貨の生産にとどまらず、販路の開拓という面でも大きな価値を提供しています。各事例からもわかるように、企業のニーズに応じて柔軟に対応し、魅力的な商品を世に送り出すためのサポートを行っています。さらなる販路拡大を目指す法人様は、ニチガンのOEMサポートを利用し、新たな可能性を広げてみてはいかがでしょうか。