HOKUTOとWJOGが提携、医療情報発信の強化へ
2025年5月20日、株式会社HOKUTO(東京・渋谷、代⾏:五十嵐北斗、社長:山下颯太)と西日本がん研究機構(WJOG、大阪・浪速、理事長:山本信之)が医療情報発信に関する包括的業務提携を締結しました。この提携により、WJOGの公式アカウントが新たに設立され、がんに関する多岐にわたる情報が発信されます。
新設されたアカウントでは、最新の研究成果や臨床試験情報、WJOGが運営するさまざまなセミナー情報、さらには関連する医療施設へのインタビュー記事が公開される予定です。WJOGが提供する独自の臨床試験を通じて、信頼性の高い情報を通じて日本のがん治療の質を向上させることが目標とされています。
提携の背景
HOKUTOは、特にオンコロジー領域での医学情報発信に強みを持ち、10万人を超える医師がアプリを通じて利用しています。日々の診療に役立つ信頼性の高い情報が求められる中、WJOGは若手研究者が自由な発想で研究を行える環境を整え、次世代を担う人材の育成を目指しています。このような背景のもと、両者の強みを生かした連携が実現しました。
今後の取り組みの展望
HOKUTOとWJOGの提携により、以下の取り組みが行われる予定です:
1.
最新の研究成果や臨床試験に関する情報発信
2.
機構や関連施設へのインタビュー記事の掲載
3.
がん領域に関する解説コンテンツの制作
4.
WJOG主催セミナーの情報配信
これにより、医師や患者さん、さらには一般の方々にも有益な情報が迅速かつ正確に届けられる環境が整うことが期待されています。
WJOGのコメント
山本信之理事長は、「この提携により、がん診療の現場における迅速かつ信頼性のある情報発信が可能になると確信しています。特に、HOKUTOの臨床支援アプリは、全国の医師にとって重要な情報基盤となるでしょう。」とコメントしました。
また、教育広報委員会委員長の三浦理氏も「HOKUTOのアプリを通じて、臨床研究の重要性を広め、若手医師を支援する活動に注力していくことが目指されています。」と述べています。このように両者が連携することで、医療の現場での情報伝達がよりスムーズになることが期待されています。
HOKUTOのアプリについて
「HOKUTO」は、医師が必要な医学情報を迅速に得ることができる臨床支援アプリです。診療時間中だけでなく、外部でも利用可能なこのアプリは、医療従事者の負担を軽減し、患者へのさらなる治療成果の向上に寄与することを目指しています。
医療情報収集をサポートするこのツールは、エビデンスに基づいた情報へのアクセスを容易にし、膨大な医療情報の中から適切なデータを特定する手助けとなります。
株式会社HOKUTOの紹介
株式会社HOKUTOは、「より良いアウトカムを求める世界の医療従事者のために」というミッションのもと、医療従事者の負担を軽減するさまざまなサービスを提供するスタートアップ企業です。今後もがん研究の発展と次世代医師の育成に力を入れていくという意気込みが感じられます。
この提携は、がんの研究や診療の現場における革新をもたらすものと期待されています。HOKUTOとWJOGの今後の連携の進展にぜひ注目してください。