煩雑な科研費伝票処理業務を一手に引き受けるハーモニープラスの新サービス
東京都千代田区に本社を置くハーモニープラス株式会社では、大学における科研費伝票処理業務の効率化を目的とした新サービスを立ち上げました。このサービスは、「大学業務を支える 伴走型BPaaS」として、アジャイルなデータ活用と独自のツールを駆使して、教職員の業務を大幅に支援します。
現場が抱える課題
現在、多くの大学が直面している課題はさまざまです。特に科研費に関する伝票入力は、属性によって職員に依存しがちであり、職員の異動や休暇時には業務が滞ることが多いのが実情です。この他にも、以下のような問題が山積しています。
- - 申請に必要な証憑の煩雑さ: 教員が必要な書類を整えることが大きな負担となっています。
- - 予算執行ルールの複雑さ: ルールの解釈の違いや制度の改変が頻繁で、教職員が戸惑う場面が多いです。
- - 承認フローの不透明性: 縦割り組織により、誰が何を承認するのかが不明確になり、責任の所在が分からなくなっています。
これらの問題は、確認作業の重複や、不備によるトラブルを引き起こし、効果的な業務運用を妨げています。特に教員と事務職員の間、さらには部署間でのコミュニケーションの複雑化が、コンプライアンス違反のリスクを引き起こしています。
ハーモニープラスの提案
こうした課題に対して、ハーモニープラスが提案するのは、以下のアプローチです。
1.
現状の可視化: 現場の作業や承認フローを明確にし、共通認識を持つことから始めます。
2.
部署間の連携強化: 第三者としての立場を活かし、全体の課題を洗い出します。
3.
理想の運用フローの再定義: AIやRPAなど最新技術を取り入れた新しい運用フローを構築します。
4.
アジャイル式のツール開発: スピード感を持ってツールを開発し、柔軟な業務運用を実現します。
5.
イレギュラーな事態への対応: ツールでは対処できない部分も、専任スタッフが対応します。
このように、ハーモニープラスのBPaaSは、大学ごとの特性や事情を尊重しつつ、ICT技術を駆使した温かみのあるサービスの提供を目指しています。
提供される機能
提供されるサービスには、以下の機能が備わっています。
- - 申請・支払・出張・物品購入等の伝票入力テンプレート
- - AI-OCRを活用した自動伝票チェック
- - 過去の実績とルールに基づくチェック機能
- - 研究費執行ルールの自動ガイドの提供
- - 予算執行に関するサポートデスクの設置
導入のメリット
この新サービスを導入することで得られる効果はかなり大きいです。伝票作成や確認にかかる時間を最大で70%削減できることが見込まれ、入力ミスや記載漏れの大幅な減少も期待できます。これにより、職員の繁忙期における負担が軽減され、新人でも安心して業務に取り組むことができるようになります。結果として、教員は教育活動にもっと集中できる時間を持つことができます。
競合他社との違い
ハーモニープラスのBPaaSは、一般的なBPOやSaaSと比べると明確に異なる点があります。それは、大学と共に支援を行うパートナー型のスタンスです。各大学の業務フローや運用体制を理解し、そのニーズに合わせた柔軟な支援を提供することが、他社と一線を画すポイントです。
今後の展望
今後は、大学固有の伝票様式や科研費以外の外部資金への対応も含め、サービスをさらに展開していく予定です。柔軟なカスタマイズが可能なサービスを提供することで、より多くの大学の豊かな研究活動を支援していきます。
お問い合わせ先
ハーモニープラス株式会社の詳細情報やお問い合わせは、以下のサイトをご覧ください。
住所: 東京都千代田区二番町7-5
電話: 03-6261-5172
公式サイト:
https://www.harmony-plus.co.jp/
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