K-1 WORLD MAX 2025 前日会見の様子
2025年9月6日、東京・国立代々木競技場第二体育館にて、いよいよ明日に迫った「K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦」の前日会見が行われました。この会見には、トーナメントに出場する16名の選手が集まり、それぞれが意気込みを語りましたが、会見は波乱含みの展開となりました。
木村ミノルの途中退席
特に注目を集めたのは、木村「フィリップ」ミノル選手の途中での退席です。彼は会見の中盤で「長いから帰ります」と言い放ち、席を立ってしまいました。この姿に対してアビラル選手が怒りのコメントを放ち、会場は一瞬緊張に包まれました。「ふざけんな!」との怒声が響くと、スタッフに対して「ネズミ野郎が明日来るかだけ確認してくれ」と訴える場面もあり、会見の雰囲気を一変させました。この出来事は、選手たちの緊張感と競争心が非常に高まっていることを示唆しています。
激戦必至のトーナメント
会見では、各選手が自らの戦いへの思いや意気込みを語りました。中でも、ムシンスキ選手はオウヤン戦について「戦争になる」とコメント。彼の言葉からは、明日の対戦に対する強い覚悟が感じられました。それぞれの選手が抱える思いが、試合をより一層熱いものにすることは間違いありません。
今大会の目玉となる-70kg世界最強決定トーナメントの1回戦では、さまざまなスタイルを持つ選手たちがぶつかり合います。サルシチャ選手とイブラギモフ選手の試合では、イブラギモフ選手が規定体重をオーバーしてしまうというアクシデントも。ですが、サルシチャ選手が試合を望んだことで、特別措置のもとトーナメント1回戦として実施されることとなりました。
トーナメントの見どころ
以下は、注目される対戦カードです:
- - ジョナス・サルシチャ vs. サリムカーン・イブラギモフ
サルシチャ選手は身長191cmで、過去の南米ラウンド優勝者。高身長を生かした多彩な蹴り技が武器です。一方、イブラギモフ選手はWBCムエタイ世界王者でバランスの取れたファイター。
- - アルビオン・モリーナ vs. アルフォセヌー・カマラ
モリーナ選手は無敗のキックボクサーでKO力が高く、カマラ選手はサバット王者。両者の攻防は目が離せません。
- - アビラル・ヒマラヤン・チーター vs. アイメリック・ラジジ
アビラル選手はK-1にも登場し、ラジジ選手は強豪とのみ対戦してきた実力派。激闘必至です。
今回は木村選手のリスタート戦。ストロッドマン選手はハードパンチャーとして名を馳せています。
この他にも多くの注目マッチがあります。選手たちの熱気と決意が感じられる、K-1 WORLD MAX 2025はまさに戦いの祭典です。
タイトルマッチについて
2部のタイトルマッチにおいては、金子晃大選手と池田幸司選手のスーパー・バンタム級王座決定戦が行われます。金子選手は強力な防衛歴を持つ王者、一方の池田選手はその座を脅かす挑戦者。両者の意気込みは語るに及ばず、昨日の会見では「明日、リングに上がれば結果は分かる」と語る金子選手に対し、池田選手は「俺がチャンピオンになってK-1を変える」と力強く反発しました。
女子アトム級では、松谷綺選手と末松晄選手が再び激突。松谷選手は無敵の王者として君臨しており、末松選手はリベンジを狙います。両者の並々ならぬ意気込みが予想以上の白熱戦を呼び起こすことでしょう。
イベント情報
このK-1 WORLD MAX 2025は2025年9月7日(日)に開催され、会場は代々木第二体育館です。チケットは各種発売中で、ぜひ足を運び、その熱戦を生で感じてみてください。
各選手が繰り広げるドラマと興奮を見逃すな!