再生可能エネルギー事業での業務提携が実現:Fit Founderと海帆の新たな協力体制
2025年5月30日、株式会社Fit Founderは名古屋の株式会社海帆との間で再生可能エネルギー事業に関する基本合意書を締結しました。この提携によって、両社は太陽光発電のプロジェクトを円滑に進めるための体制を整えることが目的です。
提携の背景
株式会社海帆は近年、再生可能エネルギーに特化したビジネスを展開し、特に太陽光発電所の開発に力を入れています。2023年5月22日には、グローバルIT企業との長期売電契約を締結し、この契約に基づいて日本国内での太陽光発電所の開発を進めています。2025年3月末までには、合計で31.350MW-DC/16.335MW-ACの発電能力を持つ太陽光発電所を設ける計画です。
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この提携が進むことで、2025年5月30日現在、148箇所の発電所の取得が進んでおり、その合計発電能力は7.326MW-ACに達しました。残り182箇所についても、年末までの取得を目指し、複数の事業者と交渉を行っています。両社が持つ豊富な経験と資源を結集することにより、さらなる発展が見込まれています。
業務提携の主な内容
基本合意書には、以下のような内容が含まれています。
1.
太陽光発電所の設備供給: Fit Founderが海帆のグループ向けに安定的に太陽光発電所設備を供給することが求められています。
2.
年間供給目標: 2025年12月までに、約5MW-AC(約101箇所相当)の発電所設備を供給することが目指されています。
3.
建設の外部委託: 海帆は供給された発電所設備を順次取得し、建設作業については外部業者に委託する予定です。
今後のスケジュール
この基本合意書に基づく業務提携について、今後のスケジュールが以下のように設定されています。
- - 会社承認日: 2025年5月30日
- - 契約締結日: 2025年5月30日(予定)
- - 業務提携開始日: 2025年6月初旬(予定)
これにより、両社は提携関係を強化し、再生可能エネルギー事業のさらなる発展を図ります。
将来の展望
本基本合意書をもとに、Fit Founderと海帆は次のステップへと進みます。特に、KRエナジー1号合同会社との連携により、固定資産の取得を進める計画です。今後、業績予想の修正はないものの、その他開示すべき情報があれば速やかに公表する方針です。
この業務提携によって、再生可能エネルギーの普及が加速し、持続可能な社会の実現に向けて大きな一歩が踏み出されることでしょう。