大暮維人と大森記詩による新たなアート展「SCALE GIRLS / SCALE ARMS」

新展覧会「SCALE GIRLS / SCALE ARMS」の魅力

今年、集英社マンガアートヘリテージトーキョーギャラリーにて、注目の展覧会が始まります。これは、人気の漫画家大暮維人と現代美術家の大森記詩によるコラボレーション展「SCALE GIRLS / SCALE ARMS」です。本展は、彼らのアートを通して、スケールモデルとアートの新たな融合を見せてくれます。

スケールモデルとは？

「スケールモデル」とは、現実の物体を一定の縮尺で忠実に再現した模型を指します。この概念を基に、今回の展覧会では、二人の作家がそれぞれのスタイルでスケール視点からのアプローチを行います。

大暮維人の魅力

大暮維人は、その圧倒的な画力に定評がある漫画家です。「天上天下」や「エア・ギア」、さらには「バイオーグ・トリニティ」などの独特の物語を描き続け、多くのファンを魅了しています。彼の描くキャラクターは、柔らかさと緻密さを兼ね備えており、手触りや温もりすら感じさせます。今回の展覧会では、彼の作品群から「スケールガールズ」と呼ばれるキャラクターたちが特に注目されます。これらは、ページをめくるたびに、躍動感溢れる姿で物語の中を駆け抜けています。

大森記詩のアート

一方、大森記詩はプロモデラーであり、現代美術に携わるアーティストとしても知られています。彼は、プラモデルのパーツを駆使し、スケールアームズという新たな立体作品を創出しています。これらは架空の兵器で、スケールに基づいた独自のミキシングビルド作品となっています。大暮のイラストがデザインしたデカールがこれらの作品に加えられ、異なるアートの世界観を融合させる役割を果たします。