株式会社Mirai Navi、未来を見据えた中小企業支援の新たな形を提供
2026年8月26日、株式会社Mirai Naviが設立されました。この新興企業は、中小企業が抱える「開発・補助金・販促・経営の相談先がバラバラで、手間とコストがかかる」という課題に向き合い、解決策を提供しています。特に注目すべきは、中小企業診断士2名が立ち上げたこの会社が、ITと専門知識を融合させて、3つの事業を一元的に提供するという点です。具体的には、業種特化SaaSの開発、アプリの受託開発、経営伴走支援がその根幹となっています。
背景
中小企業の経営者からは、様々な相談が寄せられます。「開発や販促に関する課題が複合的に絡み合って、解決が難しい」という声が多いのです。例えば、自社に合ったツールの選定が難しい、高度な専門人材を確保できない、補助金申請が分からない、外部提案による一時的な改善のみで継続的な課題解決ができない、など。このような悩みをそれぞれの専門家に相談すると、毎回同じ状況を説明しなければならず、時間とコストがかさむ原因となってしまいます。これに対して、Mirai Naviは、現場に入り込んで「相談先の分散」といった課題を、業務アプリや経営サポートを通じて一貫して支えることで解決を図っています。
事業内容
1. 業種特化SaaS
Mirai Naviは、「ナビシリーズ」と名付けた業種特化の業務アプリを開発し、運用しています。最初の成果物は、飲食店向けに設計されたAI経営支援アプリ「MiraiNavi」です。このアプリは、飲食店が日々 Smartphone で記録した売上や原価、人件費をもとに、過去の売上傾向や近隣イベント情報、曜日や天候を分析して、14日先までの来店予測を提供します。さらに、シフトや在庫、財務管理もこのアプリで行えます。今後は製造業やサービス業、教育産業といった他の業種にも展開していく計画です。
2. アプリ受託開発・保守
Mirai Naviでは、中小企業向けの業務アプリやAIシステムをオーダーメイドで開発しています。要件定義から設計、実装、品質保証、そしてセキュリティ検証まで、自社の専門人材が一貫して担当します。その後、月額の保守契約を通じて、運用や監視、軽微な改修を継続的に支援します。単にツールを納品するのではなく、企業の背景や財務状況を踏まえた上で、戦略の一部としてアプリを位置づけています。
さらに、社内ネットワークで運用する「ローカルAIナビ」という生成AIサービスも提供し、技能の伝承や文書のドラフト生成、AI活用研修など多岐にわたるメニューを用意しています。受託開発は選別制を採用し、適切な運用量を管理した上で受け付けています。
3. 経営伴走支援
経営コンサルタントの専門家が、中小企業の経営課題に対して、診断から実行支援、さらには自立化に向けたコンサルティングを提供します。これにより、経営戦略や補助金活用支援、マーケティング施策、企業向け研修など、多角的な支援を行っています。特に補助金活用においては、新しい事業への進出やIT導入などの支援を行い、採択後も交付申請をサポートします。
ミッションと行動指針
Mirai Naviのミッションは「想いを、未来へナビゲートする。」であり、これを実現するための3つの行動指針を設けています。まず、技術は「現場で使えるか」を基準に選び、使われないものは作らない。また、定型業務は技術に任せることで、スタッフが創造的な仕事に注力できるように時間を作ります。最後に、顧客が自立できる状態になることを目指し、支援が必要な時にだけ頼ってもらうことを大切にしています。
経営チーム
Mirai Naviの代表は空栄一郎氏で、もともと航空宇宙製品の品質保証に従事していたバックグラウンドを持つ中小企業診断士です。副代表には齊藤雅典氏が担当し、ブランドマネージャーとしての経験を活かし、マーケティング戦略を担当しています。
このようにMirai Naviは、専門知識と最先端のIT技術を駆使して、中小企業の成長を支援する新たな価値を提供しています。これからの展開に期待が高まります。