BCP-PREPが新機能追加、事業継続計画を更に効率化

事業継続をサポートするBCP-PREPの進化

企業の安定した運営を支えるためには、災害時の迅速な対応が不可欠です。そんな中、アールシーソリューション株式会社が提供する「BCP-PREP」は、企業の事業継続計画（BCP）を支援するサービスとして注目を集めています。最近、同社は今後の機能拡充を計画しており、さらなる利便性の向上を目指しています。

拡充機能の概要

BCP-PREPの新機能は主に二つのポイントに分かれています。これによって、企業が迅速かつ効率的にBCPを運用できるようになります。

1. 初動対応進捗の可視化強化

最初の機能は、初動対応の進捗状況をより明確に可視化することです。従来は、管理者向けのチェック項目のみが提供されていましたが、次年度には現場での対応行動も反映される形で機能がリニューアルされる予定です。災害発生時における現場の行動を集計し、進捗状況をリアルタイムで把握できるようになります。これには、対応完了までの目標時間を設定する機能が追加され、行動のスピード感や優先順位の最適化が実現します。

2. 全項目一括登録機能の実装

次に、新たに導入されるのが全項目一括登録機能です。これまで、BCPの登録作業は設定項目ごとに異なるファイルを扱う必要があり、管理負担が大きくなっていました。この問題を解決するために、一つのExcelファイル内で全ての項目を一括で登録できる新たな仕組みが開発されています。この機能により、BCP登録作業の効率化が図られ、導入も一層スムーズになると期待されています。

BCP-PREPとは？

BCP-PREPは、事業継続に特化したアプリケーションであり、2023年10月にリリースされました。このプログラムは、企業が災害や不測の事態に直面したときに、迅速に事業を再開するための計画や手順を策定・運用するための支援を行います。これまでにも、緊急地震速報や降水予測、訪日外国人向けの災害情報提供など、様々な防災アプリを開発してきたアールシーソリューションが、ITを活用して社会の安心に貢献する取り組みの一環です。

まとめ

BCP-PREPは、企業の事業継続計画の運用を更に効率的にするための機能を追加予定です。災害時における初動対応の進捗状況を可視化し、一括登録機能を導入することで、管理負担を軽減します。今後の機能拡充により、企業のBCPがますます実効性を持つものとなり、安心して経営を行える環境が整うことでしょう。詳細については、こちらのサイトを訪れてみてください。