森八400周年ロゴ
2025-01-27 13:42:24

伝統の和菓子店「森八」400周年ロゴ制作の舞台裏を探る

伝統の和菓子店「森八」とテクノスカレッジとのコラボレーション



和菓子の老舗「森八」は、2025年に創業400周年を迎える。この記念すべき年を祝うため、東京の総合学院テクノスカレッジのデザイン科の学生たちが、特別なプロジェクトに挑んでいる。学生たちは、森八の理念や歴史を学びながら、その400周年を象徴するロゴの制作に取り組んでいる。

プロジェクトの始まり



このプロジェクトは、2024年の春にスタート。学生たちは、森八のこだわりや精神を理解するための学びから始めた。夏には金沢から森八の若女将、中宮千里さんが来校し、学生たちが自身のデザイン案を直接プレゼンテーションする機会が設けられた。若女将からのフィードバックを受けながら、学生たちはデザインをブラッシュアップしていく。

デザイン選考と決定



厳正なる審査の結果、4年生の榊 隆汰さんのデザイン案が採用されることとなった。榊さんのロゴデザインは、森八のシンボルである“蛇玉”を”龍”が持つイメージを基にしており、400年にわたる伝統と未来への思いを表現している。これにより、森八のブランドが持つ格調と独自性が際立つ仕上がりとなった。

ロゴ展開の計画



2025年1月から1年間、このロゴは「森八400周年」を祝うシンボルとして、広告や手提げ袋など多くの場面で使用される予定だ。また、2024年11月にパリのエッフェル塔で開催される茶会のイベントでも、このロゴが先行して発表されることが決まっており、国際的な舞台での注目も集めている。

学生たちの作品に込めた思い



ロゴデザインに加えて、新聞広告や手提げ袋のデザインも学生たちの手によって作成された。手提げ袋のデザインを担当した3年生の岡野 勇和さんや、名刺デザインの小林 瑠花さんも、このプロジェクトを通して自らの成長を感じている。彼らの作品が実際に市場に出るという経験は、貴重な学習の場となっている。

伝統と未来を結ぶデザイン



デザインのポイントは、森八の伝統を大切に守りつつ未来へつながる姿勢を表現していること。榊さんは、「このロゴを通じて森八の思いを多くの人に伝えられることが嬉しい」と語り、将来のデザイナーとしての意気込みを見せた。加藤淳特別講師も、このプロジェクトの成果を称賛しており、若い才能が国際的な場で評価されることを期待している。

最後に



「森八」の400周年を祝福し、学生たちが実際のビジネスに関わる貴重な経験をしたこのプロジェクトは、教育の枠を超えた学びの場を提供するものとなった。総合学院テクノスカレッジは、このような取り組みを通して、学生たちの成長を支援し続けることを約束している。


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