がん患者を支える新アプリ「michiteku YOHA」
株式会社michitekuが新たに提供する通院日管理アプリ「michiteku YOHA(よは)」が、がん患者の日常生活と治療をスムーズに両立させるための力強いツールとなっています。このアプリは、日常生活における心のケアだけでなく、通院治療に必要な情報を的確に管理できる機能を兼ね備えています。
アプリ開発の背景
がん患者は治療のための通院と同時に、日常生活も関連させていく必要があります。しかし、治療の種類や進行度により患者が直面する課題は多様です。がんの通院治療は長期にわたる場合もあり、また治療後の経過観察も定期的に必要となります。そのため、がん患者は日常生活と治療をどう両立させるかに悩むケースが増加しています。
実際、がん治療を行いながら働いている人は約49.9万人にも及び、この数は年々増加しています。このような状況において、「michiteku YOHA」は、日常生活と治療のサイクルを整理するサポートを提供することを目的として開発されました。
YOHAの機能
「michiteku YOHA」は、特に以下のような機能に焦点を当てています:
1. 日常記録(日常モード)
日常生活で思いついたことを気軽にメモすることができ、最大200文字のメモや、最大4枚の画像、関連するウェブサイトのURLを保存できます。これにより、考えを整理したり、後で確認したい情報を簡単に記録できます。
2. 通院予定の記録管理(通院モード)
通院に関する情報を整理するための機能です。治療に関する準備や、医師に話したいことなどを一元管理でき、過去の通院履歴も簡単に確認可能です。また、アプリ利用者の人数を表示することで、孤独感を和らげる配慮もなされています。
3. モード機能の切り替え
「YOHA」は、利用者が必要に応じて「日常モード」と「通院モード」を切り替えることができます。この柔軟性により、気持ちや状況に合わせた使い方が可能になります。特に通院日には、通院モードに特化した特別な表示が有効になり、患者が治療に専念しやすい環境を提供する設計です。
利用方法
「michiteku YOHA」は、アプリストアからダウンロード後に会員登録を行うことで、全機能を無料で利用できます。アプリのダウンロードは、
Apple Storeおよび、
Google Playから可能です。
今後の展望
今後、michitekuはがん患者が通院生活を快適に過ごせる新機能開発を計画しています。自己記録を振り返る「レポート機能」や、他の利用者と効果的な情報を共有できる機能の導入も検討中です。これにより、がん患者がより前向きに日々を過ごせるようなサポートを目指しています。
会社概要
株式会社michitekuは、「がんになっても怖くない、誰もがそう思えるような世界をつくる」というビジョンのもと、がん患者を支える様々な情報処理サービスを展開しています。現代のがん治療に寄り添い、患者の生活の質向上に貢献することを常に目指しています。
がん患者の日常をより豊かにするためのアプリ、「michiteku YOHA」。ぜひ、この新たなサポートツールを活用して、より豊かな生活を送っていただきたいと思います。