イマジナが提案する「ビジネスEQ」の力
2026年3月11日、東京都千代田区の株式会社イマジナが主催するセミナーが開催されました。「ビジネスEQ」を核にしたプログラムは、経営者や人事、広報責任者を対象とし、組織の未来を形作る新しい手法を提示しました。企業が勝ち残るための鍵は、単なる広告宣伝ではなく、社員一人ひとりの心の知能指数、すなわち「ビジネスEQ」に投資することだと提唱されています。
組織変革のカギ「ビジネスEQ」とは?
このセミナーでは、「ビジネスEQ」が組織のパフォーマンスを左右する重要な要素であることが詳しく解説されました。具体的には、ビジネスEQは次の2つの柱から構成されています。
感情を扱う力(EQ)
感情知能(EQ)には、以下の4つの要素が含まれます:
1. 自己理解
2. 感情コントロール
3. 他者理解
4. 相手を活かす姿勢
これらのスキルは、社員が感情を冷静に扱い、他者との関係を深めるための土台を築きます。強い人間力を育むためには、自己管理や他者への共感が不可欠です。
パブリックマインド
次に、パブリックマインドは、メディアリテラシーとモラルによって形成されます。これにより、社員は情報過多な現代において、正しい判断を下す力を身につけることができます。
広告費からのシフト:組織への投資
日本の多くの企業は売上の約1〜10%を広告に費やしていますが、実際の人材投資は約0.1〜0.3%にとどまっています。世界のトップ企業と比べ、15倍もの投資差があることが明らかになっています。この現状を鑑みると、より効果的な投資先として「ビジネスEQ」に資源を向ける必要性が迫っています。
実際、有名タレントを起用したインパクト重視の広告は、ブランドの記憶から消えやすくなっていることも指摘されています。企業にとって重要なのは、社員のビジネスEQを高め、理念を共有できる組織を作ることです。
理念浸透の可視化と具体策
セミナーでは、理念浸透を科学的に管理する方法についても触れられました。独自の評価尺度を用いて社内の理念浸透度を可視化し、次の戦略を練ることが可能です。
また、ビジネスEQを強化するプログラムとして、反復学習を利用した全6回の管理職トレーニングが提案されました。このプログラムは、感情の土台を築く「根本教育」として、社員が自身のスキルを磨く助けとなります。
経営者の言葉
最後に、代表取締役社長の関野吉記氏は「成功する企業の土台には、必ず人づくりがあります。ビジネスEQとパブリックマインドを持った人材を育成し、理念を次世代へ引き継ぐ決断が、企業や社会の未来を創るのです」と述べ、これからの企業の在り方を示しました。
このように、イマジナによる「ビジネスEQ」のセミナーは、組織の一体感を高め、企業の価値を向上させるための新しい視点を提供していきます。