足に痛みを感じたらどうする?実態調査の結果
近年、特に在宅勤務の増加とともに運動不足が深刻な問題となっています。株式会社フィートインデザインが実施した「足に痛みや違和感が起きた場合の対処法に関する実態調査」によると、足の痛みを感じた時に約3割の人が何も対策をせずに放置しているという驚きの結果が出ました。今回はその詳細な調査結果と、足の健康について考える重要性を探っていきます。
調査背景
コロナ禍での生活様式の変化により、運動不足が多くの人に影響を及ぼしています。厚生労働省の調査によれば、20歳以上の男性の平均歩数は6630歩、女性は5659歩と、過去10年間で減少を続けています。このような状況下で、足の痛みや違和感が多くの人に見られるようになりました。
調査の結果
調査は2025年5月8日から12日の間、足に痛みや違和感があった20代から50代の男女331名を対象に行われました。以下、調査結果の主なポイントを見ていきましょう。
放置する人が約3割
調査結果では、足に痛みや違和感が発生した場合、68.9%の人が何らかの対処を行った一方で、31.1%の人が何もせず放置していることがわかりました。このことから、多くの人が痛みを軽視している傾向が伺えます。
市販の湿布やクリームが主流
具体的に何らかの対処をした人に対する質問では、最も多かったのが「市販の湿布やクリームを使用する」との回答で、63.6%を占めました。次いで、「靴やインソールを変更する」が18.4%、さらに「その他」との回答も20.6%ありました。このことから、自己流の治療法が選ばれている実情が浮き彫りになっています。
完全に良くなっているのはわずか
対策を取った結果、痛みや違和感がどうなったか尋ねたところ、14.5%が「完全に良くなった」と回答。他の結果を見てみると、64%は「少し良くなった」とし、改善を感じているものの、多くは十分には回復できていないことがわかります。これは、手軽にできる対処法が必ずしも効果的とは言えない実態を示しています。
今後の対策は?
再び痛みや違和感が生じた場合に取る対策としては、61.8%が「市販の湿布やクリームを使用する」と答え、36.8%が「整形外科に行く」としています。テーピングを使用するという選択肢も21.1%を占め、多様な対策を考えている人が多い様子が伺えます。
健康維持のために
健康維持のために日常生活で意識していることは、25.4%が「日常的にストレッチを行う」、24.6%が「定期的に身体を動かす」と回答しました。このように、多くの人がストレッチや運動を意識していることは素晴らしいことですが、この意識が足の健康にどのように寄与するのか、もっと具体的に理解される必要があります。
まとめ
今回の調査から、足の痛みや違和感への対処は多くの人にとって軽視されがちで、安易な方法に頼っていることが明らかになりました。足の健康を守るためには、放置せず適切な対策を行い、必要に応じて専門医の診察を受けることが大切です。また、株式会社フィートインデザインが提供する『ORTHOTICS(オーソティクス)』は、こうした足に特化した医療アイテムとして、根本的な解決をサポートする存在となっています。足元の健康を見直し、自己流に頼らず専門的な助けを借りることが、痛みの解消へとつながっていくことでしょう。
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