清元と常磐津の二人会
2025-12-08 11:25:04

新たな挑戦!清元延寿太夫と常磐津文字兵衛の二人会が開催

新たな舞台での伝統と革新



2026年1月28日、東京の芝浦文化財団ホール「Espace 宏」で、特別な二人会が行われます。注目の出演者は清元延寿太夫と常磐津文字兵衛という、日本の伝統芸能である浄瑠璃の名手同士。二人の芸が融合することで、豊後節から派生した清元節と常磐津節が織りなす、見応えのある舞台の始まりです。

二人会の魅力



この「二人会」は、二人の主催者による新たな挑戦として誕生しました。「レコードには裏面(B面)があるように、私たちはB面世代なんですよ」と笑う二人。それぞれの経験と技術をもとに、伝統的な浄瑠璃の魅力を再発見しようという趣向です。舞台は、一般公開されていない贅沢なサロン空間で行われるため、観客はより親密に二人の演奏を楽しむことができます。

会場の特別な空間



「Espace 宏」は、静けさに包まれた特別な空間で、歴史的な瞬間を感じてもらうにふさわしい場所です。洗練された雰囲気の中で清元節と常磐津節の響きが心に響き渡ることでしょう。このような会場での公演は、観客にとっても特別な体験になるはずです。音楽と舞台芸術が一体となる瞬間を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。

詳細情報



開催概要


  • - 会場: 芝浦文化財団ホール「Espace 宏」
  • - 住所: 東京都中央区銀座3−5−9 ShibauraCrystal(シバウラクリスタル)銀座
  • - 日時: 2026年1月28日(水)
- 昼の部: 13時開演(受付・開場12時30分)
- 夜の部: 18時開演(受付・開場17時30分)
  • - 入場料: 1万円(全席自由)
  • - 前売り: 2025年12月8日開始

浄瑠璃の歴史



清元節は、初代・清元延寿太夫が1814年に創始した浄瑠璃です。三味線の伴奏に乗せて物語を語るこの形式は、現在も七世・清元延寿太夫によって受け継がれ、重要無形文化財にも指定されています。一方の常磐津節は、江戸時代に豊後節から生まれたもので、特に演劇性が豊かでリズミカルな台詞回しを特徴としています。両者は互いに近しい親戚のような存在であり、これらをファーストクラスの舞台で体験する貴重な機会となること必至です。

伝統を守りつつ、新たな挑戦を続ける彼らの舞台をぜひ見逃さないでください。これが浄瑠璃の新しい未来につながる素晴らしい体験となることでしょう。


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