香取慎吾が支援する新たなパラリンピックプログラムがスタート！

香取慎吾が実現したパラアスリート支援プログラム

香取慎吾さんが手掛けたNFTアートチャリティプロジェクトが、国際パラリンピック委員会（IPC）の新たなプログラムを立ち上げました。「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」の寄付金の一部となる10万ユーロが使われ、2023年7月7日からIPC初のアスリートインターンシッププログラムが開始されました。このプロジェクトは、パラリンピックムーブメントにおいて、新しい人材を育成することを目指しています。

インターンシッププログラムの詳細

この12ヶ月間の有給インターンシップでは、パラリンピック出場経験者であるCassie CavaさんとMaja Theumaさんが選ばれ、IPCの主要部門で実践的な経験を積むことになります。Cassieさんはアイルランド出身で、パリ2024パラリンピックにトライアスロン競技で出場予定です。一方、Majaさんはマルタ出身で、水泳競技で出場する予定です。彼女たちはそれぞれ「Games Operations team」と「Brand, Content and Communications team」に配属されることになりました。

香取慎吾さんからの激励

このインターンシッププログラムの開始にあたり、日本財団パラスポーツサポートセンターの会長である山脇康氏は、香取さんの活動が生み出した成果に対して感謝の意を表しました。東京2020パラリンピックの感動を持続するために立ち上げられた「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」は、瞬時に完売し、その収益が新たなプログラムを実現する資金となりました。香取さんは、多くの人々の支援によってパラアスリートの声が反映されたプログラムが始まることに、心から嬉しく思っていると語っています。

IPCのCEOのコメント

IPCのCEO、Dr. Mike Peters氏も、このインターンシップをスタートできたことを喜ぶとともに、香取慎吾さんに深い感謝を表しました。彼は、インターンシッププログラムはパラリンピアンのキャリアを支援し、彼らがプロフェッショナルな環境でのスキルを高める手助けを行うもので、IPCの活躍の一環だと強調しました。

参加者の意気込み

Cassie Cavaさんは、「IPCで世界をよりインクルーシブでアクセスしやすい場所にするための経験を積む機会を得られたことに感謝しています。これから自身の経験を活かして、次世代のパラアスリートたちのために良い環境を作りたい」と意気込みを語りました。

一方、Maja Theumaさんは、マーケティングの学位を持つ彼女にとって、このインターンシップは夢のようなチャンスであり、過去の経験が今の機会に繋がったことを振り返りました。彼女は、IPCとのつながりがこの夢を実現させたとし、その過程に感謝しています。

支援の背景

「香取慎吾NFTアートチャリティプロジェクト」は、香取さんがパラスポーツを支援するために実施したもので、プロジェクトの収益は、日本財団を通じてパラリンピック中央競技団体やIPCへ寄付されました。この寄付金の一部がアスリートインターンシッププログラムに充てられ、パラアスリートたちが新たなキャリアに挑戦する機会を提供します。寄付金は、パラリンピック競技団体の活動の支援にも使われ、普及啓発イベントや国際大会の実施にも役立っています。

香取慎吾さんの挑戦によって、パラリンピックムーブメントの未来が切り拓かれることでしょう。この取り組みが多くのパラアスリートたちに希望とチャンスをもたらすことを期待しています。