新しい枕選びの時代、センサーで客観的に睡眠を測定

新たな枕選びのカギ、センサーによる測定

神奈川県相模原市に位置する山田朱織枕研究所は、ユーザーの睡眠をサポートするために新たな技術を導入しました。新しいサービスでは、体に装着しなくても使用できる「睡神デルタ」と呼ばれるセンサーを利用し、枕選びを客観的に数値化する仕組みを提供しています。この新しい試みは、これまでの枕選びの常識を覆すものです。

そもそも“枕迷子”とは何か？

近年、自宅で購入した枕が思ったように合わず、悩んでいる人が多くいます。店での数分の試用では、自分にぴったりの枕を見つけるのが難しいのです。多くの人が枕選びの際、感覚や好みで決めてしまい、結果的に合わないものを選んでしまうことが“枕迷子”の原因となっています。

これを解消するため、山田朱織枕研究所は高い信頼性を持つ科学的アプローチによるサービスを展開します。

新サービスの特徴

「睡神デルタ」を使用した枕計測は、装着が必要なく、寝返りを妨げない設計です。具体的には、体動、心拍、呼吸といった生体情報をリアルタイムに解析します。これにより、枕が自分に合っているかどうかがすぐに判断できるのです。従来の感覚的なアプローチから一歩進んだ、個人のデータに基づいた新しい枕選びが可能になります。

さらに、このセンサーは自宅に持ち帰ることも可能で、使用者は自身の寝室環境と連携させたデータ分析ができます。これにより、店での計測時と自宅での睡眠とのギャップを理解し、適切な枕の調整を行うことができるのです。