米沢織の未来を切り拓く展示商談会「YONEZAWA TEXTILE COLLECTION 2026 S/S」
2025年4月3日(木)から4日(金)まで、東京・恵比寿のEBis303カンファレンススペースにて、米沢織の業者向け展示商談会「YONEZAWA TEXTILE COLLECTION 2026 Spring & Summer」が開催されます。主催は、山形県米沢市に本拠を置く米沢繊維協議会で、安部吉弘会長がその代表を務めています。イベントは、米沢織の伝統が受け継がれる中、革新が融合し、新しい魅力を発信することを目的としています。
「産地はひとつなり」精神を大切に
展示会では、製織企業のみならず、関連企業との強い連携が図られます。合計14社が出展し、それぞれの特長を生かした製品が披露され、米沢織の新しい可能性を共有します。エビススバルビルの5階という、このユニークなロケーションで行われる展示会は、業界関係者にとって貴重なビジネスチャンスとなるでしょう。
今回のテーマは「進化」
展示会のテーマは「進化」です。約200年の歴史を持つ米沢織は、古い伝統をしっかりと受け継ぎつつ、現代のデザインや技術、素材を融合させ、新しいスタイルを生み出しています。デザインの独自性や技法の革新が取り入れられ、多様な表現方法が可能になっています。クリエイターたちが挑戦を続け、生み出す作品は、展示会来場者にとってまさに見逃せない内容です。
開催概要
- - 日程: 2025年4月3日(木) 10:00-18:00、4日(金) 10:00-17:00
- - 会場: EBis303 5階 カンファレンススペースABC
- - 所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル5階
- - 入場申込み: 事前に特設Webサイトより登録が必要です。
特設サイトはこちら
米沢織について
米沢織は、米沢藩第九代藩主、上杉鷹山公の時代に始まった伝統技術で、現在では服地と呉服両方の産地として広く知られています。また、山形県は化学繊維工業発祥の地でもあり、早くから化合繊維を使った技術が育まれてきました。戦後の洋装化に伴い、米沢織はさらなる進化を続け、今では多様な生地が揃う複合化織物産地としての評価を得ています。これは、各社が小ロット・多品種の対応が可能であり、それぞれの特長を活かしたオリジナリティあふれる生地を提供しているからです。
展示商談会に向けて、米沢の技術とデザインが結集した作品たちを体感できるこの機会を、ぜひお見逃しなく!