ファミリーマートとコカ・コーラによる食支援プロジェクト
今年もファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンの共同プロジェクト「ファミマフードドライブ」が始まります。この取り組みは、食品ロスの削減と、地域のこどもたちへの支援を目的としたもので、すでに3年目を迎えました。2023年10月から2024年の1年間にわたり、ファミリーマートは全国12か所のこども食堂やフードパントリーに飲料を寄贈します。
プロジェクトの実施概要
今回の寄贈では、コカ・コーラ ボトラーズジャパンが余剰在庫として保有していたPETボトル製品を提供します。具体的には、500mlPETボトルの飲料が各地のこども食堂やフードパントリーに、合計で2,880本寄贈される予定です。この取り組みを通じて、これまでに累計5,280本以上が寄贈され、多くのこどもたちの笑顔を生み出してきました。
寄贈先は東北から九州までの12か所で、1か所あたり10ケースずつの寄贈が行われます。また、これらの飲料には両社からの感謝の気持ちを込めたポップアップカードと動画が添えられており、受取先にお届けされます。
こども食堂からの感謝の声
これまでに寄贈された飲料によって、こどもたちからは感謝の声が寄せられています。「今日は特別だね!」と、ジュースをもらった瞬間のこどもたちの目の輝きを語る寄贈先の声には、支援の大切さが表れています。また、親御さんたちからは、家計を考えると滅多に買えないジュースを子どもに提供できることへの喜びが伝わり、その経験が彼らにとってのかけがえのない瞬間となっています。
社内フードドライブの取り組み
さらに、コカ・コーラ ボトラーズジャパンでは従業員向けに社内でのフードドライブも実施します。家庭で余った食品を持ち寄るこの取り組みは、社員一人ひとりが「自分ごと」として食支援に参加する意義を理解し、実感することを目的としています。食品ロス削減月間である10月には、ファミリーマートと地元企業が連携し、余剰食品をこども食堂やフードパントリーに届けます。
地域社会との連携
東京都港区をはじめ、地元のNPO法人キッズドアなどと協力して、寄贈された食品は地域へと届けられます。この連携によって、地域の子どもたちが十分に食事をとれない現実を少しでも改善しようとしています。
SDGsの取り組みとして
両社の共同プロジェクトは、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた重要な一環として位置付けられています。今後もファミリーマートとコカ・コーラ ボトラーズジャパンは、持続可能でより良い社会の実現を目指し、それぞれの強みを活かしながら様々な施策を進めていきます。
「あなたと、コンビニ、ファミリーマート」の理念のもと、地域に根ざした活動を通じて、多くの人に笑顔を届けることを心掛けています。