保護猫支援のための応援ソング「ぼくらのねがい」が登場

中根もにゃが届ける応援ソング「ぼくらのねがい」

静岡県焼津市に拠点を置くNPO法人「まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会」の活動に感銘を受けたアーティスト、中根もにゃさんが、保護動物たちへの思いを込めた応援ソング「ぼくらのねがい」を発表しました。この楽曲は、保護された動物たちに「ずっとのおうち」が見つかることを願い、そしてその活動を支えてくれる全国のボランティアへの感謝のメッセージが込められています。

保護猫との出会い

中根さんは、2024年の夏に焼津港で見つかった兄妹猫の保護をきっかけに、譲渡の道筋を歩むことになります。弱っていた彼らは、釣り人の捨てた糸を口に絡ませながら発見され、命の危険すらあった状態でした。救いの手を差し伸べたのは「ワンニャンの会」のボランティアたちで、彼らは必要な治療を受けることができましたが、他の人間には心を閉ざしていました。

しかし、2024年の秋に行われた譲渡会で中根もにゃさんとの運命的な出会いが待っていました。もにゃさんは、彼らが心を開かない可能性について理解しながらも、彼らを家族として迎え入れることを決意しました。「猫ちゃんたちが安心して暮らせているなら」と即答した中根さんの優しさが、毛皮を持つ二匹を明るい未来へ導いたのです。

「ぼくらのねがい」の魅力とメッセージ

この楽曲には、物語があります。産まれてから保護されるまでの辛い日々、譲渡会での出会い、我が家に迎え入れた日、そして少しずつ心を開いて快適に過ごす今日に至るまでの様々な感情が詰まっています。聴く人に、保護動物たちの現実や彼らを支える人々との絆を感じさせることでしょう。中根もにゃさんは、この歌を通じて全国の動物愛護団体にもこのメッセージを広めることを希望しています。

公開スケジュールと今後の展開

「ぼくらのねがい」は、2025年4月26日に公開され、保護団体による利用の承認が2025年6月1日から可能になります。この楽曲は、保護動物のために活動する全国各地の団体やイベントでも幅広く使用されることでしょう。音楽の力で多くの人々の関心を呼び起こし、保護活動への参加を促す一助となることが期待されています。

「ぼくらのねがい」は、以下のリンクから視聴できます：
ぼくらのねがい
今後も、NPO法人まち・人・くらし・しだはいワンニャンの会は、動物保護活動を通じて人と動物が共に幸せに暮らせる地域づくりに取り組んでいく予定です。
この歌が、多くの人に届き、保護動物たちの未来が少しでも明るくなることを願っています。