Bリーグ・福岡、神戸の猛攻に屈し逆転負け。選手たちの奮闘は光る

Bリーグ・福岡、神戸に逆転負け

2025年11月1日（土）に行われたりそなグループ B.LEAGUE 2025-26シーズンの一戦、福岡ライジングゼファーと神戸ストークスの対戦は、福岡が66-78で敗北する結果となりました。試合は前半のリードから一転、後半に神戸に逆転を許す悔しい内容となりました。

試合結果

- 【福岡】66-78【神戸】

- 1Q 23-18
- 2Q 14-13
- 3Q 14-22
- 4Q 15-25

戦評

前半

1日前の苦い敗北を受けての修正を図り、迎えた試合。福岡は立ち上がりから、ファーストバスケットを決めた#24バーレルの活躍を皮切りに、序盤から激しいディフェンスで主導権を握り、オフェンスで相手を圧倒しました。特に#5リード、#8青木、#32狩野が精度の高い3ポイントシュートを決め、オフェンスの流れを作り出しました。バーレルは前半だけで19得点を記録し、福岡は強い形で試合を進めました。

2Qに入ると、バーレルがインサイドでも存在感を発揮し、フィジカルを活かしてファウルをもらってフリースローで得点。しかし、この調子を維持するためには、チーム全体の献身的なプレーが重要でした。#33加藤もディフェンスと攻撃両方で奮闘し、前半を勝利の形で折り返しました。

後半

しかし後半は、神戸の猛攻により流れが一変します。開始早々に14連続得点を浴び、一気にリードを奪われる苦しい展開に。福岡はリードがシュートを決めて反撃を試みますが、神戸のスピーディーな攻撃を止められず、徐々に点差が開いていきます。3Qの終了直前に加藤の3Pシュートが成功し、最終クォーターに繋がる可能性を見せましたが、神戸の勢いを止めることには至りませんでした。

最終クォーター、福岡は2点のビハインドを追うも、神戸の高確率なシュートに苦しむ時間が続きます。一時は粘りを見せつつも、流れを引き寄せる決定的な得点が得られず、終盤にはさらに点差を広げられてしまいました。結果的に、福岡は神戸に2連敗を喫することとなりました。

試合後、福島雅人ヘッドコーチは選手たちの努力を称賛しつつ、後半の展開について分析しました。「前半の取り組みは良かったが、後半に集中力が欠けてしまった」と振り返ります。また、サイズに対してのアプローチが必要だとの認識を示し、今後の課題としてチーム一丸での戦い方を模索すると語りました。

さらに、選手たちは充実したプレーを見せており、昨日に続く反発力を持って最後まで戦った姿勢を評価しました。次回の試合に向けて、チームとして成長する必要性を再確認し、勝利を目指して準備を進めるとしました。