冬ぼたんと江戸風情
2025-12-11 11:14:26

上野東照宮で冬ぼたんを満喫!新春の風物詩を楽しむ

上野東照宮で楽しむ冬のぼたん



上野公園内に位置する上野東照宮では、毎年冬になると特別な『冬ぼたん』の展示が行われます。2026年1月1日から2月23日までの期間、約160株のぼたんが社殿や五重塔といった美しい江戸建築を背景に咲き誇ります。この展示は、寒い時期でも鑑賞でき、長い期間にわたり楽しめる貴重なイベントです。

魅力的な品種が揃う展示



この冬、訪れる人々を惹きつけるのは、関東最大級とされる約40品種のぼたんです。特に目を引くのは、極めて咲かせるのが難しい寒ぼたんや、希少な冬咲きの品種たち。中でも「八千代椿」、「島錦」、「黄冠」などの人気品種が美しく咲き、香りを楽しむこともできます。訪れるごとに異なる魅力を発見できるのもこの展示の醍醐味です。

冬の寒さを乗り越えるわらぼっち



冬の厳しい寒さからぼたんを守るため、この展示では“わらぼっち”が用いられています。この藁囲いは、地域の伝統に則り、様々な形や結び方が施されており、荒縄を用いた結び方や花を模した飾り結びが楽しめます。これにより、冬の寒さの中でも凛とした姿で咲くぼたんの美しさを堪能することができます。

江戸風情漂う空間



苑内には旧寛永寺の五重塔や石灯籠が並んでおり、枯山水の庭園も併設されています。雪が降る日は、一層の趣が増し、雪に覆われたぼたんは幻想的な雰囲気を醸し出します。ここでしか味わえない江戸の風情を存分に感じることができるのです。さらには、ロウバイやウメ、フクジュソウなどの他の花木も時期に合わせて咲き乱れ、ぼたんと共に華やかさを加えてくれます。

お楽しみの販売会



開苑期間中には、特定日で春咲き牡丹の苗やダリアの球根の販売が行われます。これを手に入れれば、自宅でも冬ぼたんの風情を楽しむことができます。家に帰ってからも花の美しさを感じさせてくれるでしょう。

開苑の詳細


  • - 開催期間: 2026年1月1日(木)~2月23日(月・祝)
  • - 開苑時間: 9:30~16:30(入苑締切)
  • - 入苑料: 大人(中学生以上)1,000円、団体(15名以上)800円、小学生以下無料
  • - アクセス: JR上野駅 公園口より徒歩5分、京成電鉄京成上野駅 池之端口より徒歩5分、東京メトロ根津駅 2番出口より徒歩10分

この冬、ぜひ上野東照宮で冬ぼたんを鑑賞し、寒さを乗り越える美しい花々に癒されてみてはいかがでしょうか。新年の訪れを感じながら、江戸の風情に浸る特別なひとときを楽しんでください。


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