EY-Parthenonが戦略コンサルティングとトランザクションサービスを統合、全国でクライアント支援を強化

EY-Parthenonの進化と統合

2025年7月1日より、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社（EYSC）に属する「EY-Parthenon」が新しい体制でスタートします。この再編は、戦略コンサルティングサービスの充実を図るもので、クライアントに対してエンド・ツー・エンドの支援を強化することが目的です。

新たな体制の概要

今回の統合により、EY-Parthenonは単なるブランドではなく、戦略立案からM&Aまで、さらには財務アドバイザリーや価値算定・モデリングといった幅広い専門領域をカバーします。事業再生やポートフォリオ最適化など、クライアントのニーズに応じた総合的なサポートが可能になることが期待されています。

グローバル展開

この新たな取り組みは、EYのグローバルなネットワークを活かし、150以上の国と地域で25,000人の専門家が「EY-Parthenon」として活動します。この広がりにより、多様な業界の知見を活用したサービスが、各国のクライアントに実現可能となります。

クライアントへのメリット

EY-Parthenonは、戦略立案や実行支援、M&A、事業売却、コーポレートファイナンスなどの領域で高品質なサービスを提供します。これにより、クライアント企業の価値創造や事業の再生のみならず、変革支援が一体化した形で実現することが可能です。これまで以上にシームレスな形でのサービス提供を目指します。

リーダーのビジョン

EY-Parthenonの新しいリーダーに就任した川口宏氏は、戦略コンサルティングとM&Aにおける財務アドバイザリーサービスを強化する意向を明言しています。「デューデリジェンスを通じた課題の検出や、その評価を行い、M&A後の価値向上に向けたソリューションを提供することで、クライアントの企業価値の向上に努めていきます」とのことです。これは、クライアントにとって有益な価値を生み出すための確固たる基盤になるでしょう。