事業承継を後押しする新助成金制度が開始
東京都および(公財)東京都中小企業振興公社は、中小企業の後継者が新たな事業展開に挑戦するための支援を行うことを発表しました。特に、事業承継を行った企業が新しいビジネスを展開する際の助けとなるこの新制度は、企業成長を促進する重要な取り組みとなります。
支援内容の詳細
この制度では、主に二つの支援コースが提供されます。
1. 助成金支援
- - 一般コース: 新しい製品やサービスの開発、販売促進に必要な経費を対象として、最大800万円の助成金が支給されます。助成対象経費の3分の2を支援しますが、賃金引上げ計画を行うことで助成率がアップします。
- - 販路開拓コース: こちらは最大300万円の助成が受けられ、新規販路開拓に必要な経費が対象です。助成率は同じく3分の2です。
助成対象となる経費には、原材料費や設備費、委託費、さらには販売促進費などが含まれます。申請を希望する企業は、令和3年4月1日以降に事業承継を完了している必要があります。
2. アドバイザーによる支援
一般コースに採択された事業者には、専門家によるアドバイザー派遣が行われます。この支援では、改善点や事業展開に向けた具体的なアドバイスを受けることができ、実施回数は2回まで無料となっています。
申請受付期間
申請期間は次の通りです。
- - 一般コース: 第1回 5月18日から6月17日まで、第2回 9月1日から9月30日まで。
- - 販路開拓コース: 第1回 7月1日から7月31日まで、第2回 10月13日から11月12日まで。
各支援の詳細については、東京都中小企業振興公社の公式ホームページにて確認が可能です。
事業承継支援の意義
この助成金制度は、東京都が2050年に向けた「2050東京戦略」の一環として推進されています。この戦略は、事業承継や技術の継承を重要視し、地域経済の活性化を図るものです。事業承継は企業の未来を左右する大きな要素であり、若い後継者が新たな挑戦をすることで、これまでのノウハウを活かした新たな価値創出が期待されます。
お問い合わせ先
詳細情報は、東京都産業労働局商工部経営支援課(電話: 03-5320-4785)または東京都中小企業振興公社の事業承継を契機とした成長支援事業事務局(電話: 03-4446-4650)で受け付けています。事業者の皆様が新たなステージに向けた一歩を踏み出すための機会を、ぜひご利用ください。