高校生ごみパトロール
2025-06-05 13:54:10

福井県高校生が挑む海洋ごみ対策!「ごみパトロール隊」始動

福井県の高校生が海洋ごみ対策に立ち上がる!



2025年5月28日(水)、福井県におけるごみ拾い活動「高校生ごみパトロール隊」の第一回目の生配信が行われました。これは、福井県内の高校生たちによる集団的なごみ拾いの取り組みを紹介する番組であり、海洋ごみ問題への関心を高めることを目指しています。

プロジェクトの背景



高校生たちは、個々に海洋ごみ問題に対する意識は持っているものの、具体的なアクションがなかなか取れない状況がありました。そのため、一般社団法人福丼県プロジェクトが新たな試みとして立ち上げたのがこの「高校生ごみパトロール隊」です。高校生自身が主役となり、実際にごみを拾う様子やその成果をYouTubeでシェアすることによって、持続可能な活動を広く行うことを目指します。

生配信の詳細



このイベントは、日本財団の海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として実施されました。福井テレビ大スタジオからの生配信は、福井商業高等学校のJRC部の学生5名をはじめ、各団体の協力者たちと共に行われ、視聴者にリアルタイムで活動の様子をお届けしました。

番組の流れ



番組内では、福井商業高校のJRC部によるごみ拾い活動の様子が紹介されました。昨年12月に三国サンセットビーチで実施したごみ拾いでは、50m四方のエリアで収集された大量のごみが堆積しており、特にペットボトルなどが多く見受けられました。参加者たちは、マジックハンドを使って、安全にごみを拾うテクニックを紹介し、他の人々にも参加を促しました。

ごみから生まれた楽器



特に注目を集めたのは、海洋ごみを使用して製作された「ギター」です。昨年「ふくい海洋ごみアクション選手権」でのグランプリを受賞した際、TONKAN terraceの黒田氏がこのギターを製作しました。参加した高校生たちは、「ごみから楽器を生み出すアイデアが非常に新鮮で、真似したい」と感想を述べ、楽器を通じて海洋ごみ問題を広めていくことを楽しみにしている様子でした。

参加者の声



JRC部の皆さんからは、積極的な意見が飛び出しました。「私たちの活動が全国に広がることを願っています」「最近はマイボトルを利用することで、ペットボトルの使用を減らす取り組みにも貢献できるはずです」「ボランティアに参加して、現状を身近に感じてほしいと呼びかけます」と、参加者たちが熱い想いを語る場面もありました。

福丼県プロジェクトとは?



一般社団法人福丼県プロジェクトは、食イベントや店舗でのプラスチックフリーを実現するための取り組みを進めています。本プロジェクトは、年間300店舗の賛同を得ることを目指しており、その活動を通じて「リサイクルし、プラスチックごみを無くす」意識を広めていく計画です。

まとめ



高校生たちの勇気ある一歩が、海洋ごみ問題の解決に向けた大きな力となることを期待しています。「高校生ごみパトロール隊」が継続的に活動を行い、地域社会や全国へと影響を及ぼすプロジェクトへと成長していくことを心より願います。


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