ELEMENTS、2025年の本人確認件数が四半期で過去最高達成

ELEMENTSが粋な成果を上げる

株式会社ELEMENTS（本社：東京都中央区）は、2025年の第2四半期において、本人確認件数が四半期で過去最高の1,000万件を記録したことを発表しました。この素晴らしい成果は、前年同期と比べて175%の成長を示しています。

ポラリファイの子会社化

この急成長の一因は、2025年3月に行われた株式会社ポラリファイの子会社化です。この戦略的な移行により、銀行業界や通信キャリアなど、新しい顧客基盤を獲得し、結果的にスムーズな本人確認が実現できました。具体的には、ポラリファイはオンライン本人確認サービスを提供しており、その市場シェアの拡大が大きなプラス要因となっています。

ICチップ活用の拡大

さらに、ICチップを用いた本人確認方式の普及も見逃せません。不正行為が増加する中、口座開設時や通信契約時のオンライン本人確認において、ICチップの利用が義務化される法改正が進行中です。この流れを先取りする形で、ELEMENTSは関連機能を迅速に提供し、ICチップを活用した確認件数は累計で2,000万件を超えるなど、着実にその導入が進んでいます。

新機能の紹介

ELEMENTSでは、さまざまな新機能も登場しています。特許出願中の機能には、Webブラウザを通じてICチップを読み取る仕組みや、ユーザーの環境に応じて最適なIC読取方法を自動的に案内する「ICおまかせパック」などがあります。また、「JPKI +（容貌）」機能によって、公的個人認証（JPKI）を用いた本人確認時に顔の撮影を行い、その認証を確認することも可能です。

eKYC市場におけるリーダーシップ

ELEMENTSの提供する「LIQUID eKYC」は、ネット上で身元確認を行うサービスとして、顧客から高い評価を得ています。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を活用し、自撮りの顔写真との照合など、独自の技術で離脱率を低下させることに成功しています。これにより、グループ全体での累計本人確認件数は1.3億件を超え、契約社数も約600社に達しました。

未来への展望

ELEMENTSは、生体認証技術を駆使して、人々が簡単かつ安全にサービスを利用できる社会の実現を目指しています。金融、携帯電話契約、中古品販売、不動産取引など、様々な分野でのオンライン本人確認プロセスを効率的に進めるべく、引き続き新たな技術の開発を行い、利用者の利便性とセキュリティの向上に貢献していく方針です。これからもELEMENTSの進展から目が離せません。グループ全体のさらなる成長が期待されます。