パブリックスペース活用による街づくりの最前線
2025年11月28日(金)、新社会システム総合研究所主催のセミナー「パブリックスペース活用による街づくりの最前線」が開催されます。講師にはSOMPOインスティチュート・プラスの宮本万理子氏と森ビルの中裕樹氏が招かれ、都市インフラの再生と企業による地域経営の推進方法を探る内容です。
セミナー概要
このセミナーでは、特に企業がどのようにパブリックスペースを活用して地域経営に寄与できるかをテーマに掲げています。国内外の成功例を取り上げ、企業が採用可能な事業スキーム、なぜパブリックスペースが重要であるかを解説します。
講義内容
1.
企業による地域経営のための事業スキーム
宮本万理子氏が講義を担当するこのセッションでは、PPP(官民連携)、PFI(民間資金活用型公共事業)、Park-PFI(パークマネジメント)など、多岐にわたる事業スキームについて話します。パブリックスペースの活用が地域に与える影響を深掘り、どのように事業を展開していくかを検討します。
2.
パブリックスペースを活用した地域経営の国内事例
大阪のうめきたプロジェクトや東京の日本橋川、高速道路防災対策など、各地での成功事例を具体的に掘り下げます。成功の鍵は何か、どのような課題があったかを知ることで、今後の地域振興の見通しを考えます。
3.
海外の事例から学ぶ
ニューヨークのビジネス改善地区やボストンのビッグディグなど、海外の成功事例を通じ、他国のアプローチを学びましょう。これにより、国内のプロジェクトに新たなインスピレーションを与えることができます。
4.
質疑応答の時間
参加者自身の疑問を講師に直接尋ねることもできる貴重な時間です。
東京都心のパブリックスペース活用
中裕樹氏によるセッションでは、虎ノ門ヒルズや麻布台ヒルズ、新虎通りでの具体的な取り組みが紹介されます。「都市を創り、都市を育む」という森ビルの理念のもと、住民や訪問者が気軽に交流できる空間づくりがどのように行われているのか、実際のプロジェクトを通じて学ぶことができます。
プロジェクトの理念
森ビルの理念である「縦の庭の都市」は、都市に自然環境を取り入れ、人々の生活の質を向上させるための重要な概念です。
環境方針がどのようにプロジェクトに反映され、持続可能な都市づくりに貢献しているかも紹介されます。
セミナー開催情報
- - 日時: 2025年11月28日(金)午後1時から3時
- - 場所: 紀尾井フォーラム(千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニガーデンコート1F)
- - 受講方法: 対面/オンライン(Zoomウェビナー)
まとめ
このセミナーは、今後の地域振興において重要なテーマであるパブリックスペースの活用と地域経営について深く知識を得る貴重な機会です。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。