廃棄物処分場の猫
2025-07-16 09:59:27

東京都の廃棄物埋立処分場に取り残された猫たちの現状と保護活動

猫たちを見捨てないで──東京都の廃棄物埋立処分場



東京都江東区に位置する広大な廃棄物埋立処分場では、厳しい立入制限が設けられています。この地域では、家庭ごみやプラスチック、建築廃材が層状に埋め立てられており、猫たちが命の危機にさらされています。ボランティアたちは、今年3月に東京都環境局から許可を得て、日曜日の2時間だけ現場で保護活動を行ってきました。

33匹の猫を保護



これまでの活動では、11回にわたって現場に入り、合計33匹の猫を保護しました。保護された猫たちはすべて不妊・去勢手術がされておらず、野良猫の子猫たちが生まれては命を落としている悲惨な現実が私たちを襲っています。ボランティアたちは、保護した猫たちを協力動物病院に連れて行き、医療を施した後、シェルターで新しい家族を待つ姿を見守っています。

新たなエリアに取り残された猫たち



しかし、状況は依然として厳しいものです。7月13日には、これまでの捕獲活動とは異なる場所に、新たに推定50匹の猫が取り残されているという情報が入ってきました。このエリアへの立ち入りは、現在許可が下りておらず、日曜日の限られた時間内で全頭を保護することは不可能です。連日の暑さの中、猫たちの命がどんどん危機にさらされていることを考えると、関係者は無力感を感じています。

東京都に期待すること



東京都は、動物愛護管理法によって猫を愛護動物として保護しています。猫への虐待は、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に該当します。それにもかかわらず、現在、東京都管理地に置かれている猫たちの状況がこのように深刻であることは、我々全員にとって見逃せない問題です。東京都には、この現実を真摯に受け止め、猫たちの命を守るための行動を起こしてほしいと訴えます。

緊急の支援を求めて



猫たちを保護し、医療を受けさせ、新しい家族を見つけるためには、多くの資金が必要です。現在、私たちは自力での支援を求め、クラウドファンディングを実施しています。こちらのリンクからご協力いただけると幸いです:クラウドファンディングページ.

結論



一般社団法人東京都人と動物のきずな福祉協会は、声なき動物たちのために活動しています。私たちのシェルター運営や政策提言を通じて、命を守る仕組みを築くために、皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: ボランティア 動物愛護

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。