国立大学法人岡山大学は、2026年2月3日に津島キャンパスの創立五十周年記念館で「プロジェクトマネジメント基礎研修」のフォローアップ会を開催しました。この会は、昨年度に実施されたプロジェクトマネジメント基礎研修を受講した教職員を対象に、学びの内容を職務に活かすための疑問点や課題を共有し、解決の道筋を探るものでした。
この基礎研修は、世界的に著名なプロジェクトマネジメント協会であるPMI(Project Management Institute)日本支部と連携して進められています。教育・研究、技術、事務といったさまざまな分野のノウハウを融合し、大学経営を支えられる人材を育成することが目指されています。
フォローアップ会に参加したのは、受講した副部局長や技術職員、事務職員らです。この場では、それぞれが実際の業務でどのように学んだことを活用しているのかを語り合い、PMI日本支部の講師と1対1でのミーティングも行われました。具体的には、研修中に学んだスケジュール管理やリスク管理が実務に役立っているとの声が多く聞かれ、さらなる課題の共有や解決に向けての意見交換が行われました。
総合技術部の中村有里技術専門職員は「研修で得たスケジュール感覚とリスク管理が日々の業務で非常に役に立っています。今後も課題共有に活用したい」と述べ、参加者の多くが実践的な知識を積極的に業務に取り入れていることが伺えました。
さらに、本学の佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは、「PMI日本支部の講師陣に対して感謝の意を表し、基礎研修の知識を補完できるこのような場を設けることが重要である」と述べ、プロジェクトマネジメントは単なる手法ではなく、継続した自己研鑽とネットワークの重要性を強調しました。また、今後もPMI日本支部と協働し、アカデミア内でのプロジェクトマネジメントの普及促進を推進していく意志を明らかにしました。
岡山大学は、日本学術振興会(JSPS)からの支援を受け、「研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業」においてプロジェクトマネジメント研修の強化を進めていきます。この取り組みは、知の創造や新たな価値の創出を目指し、地域中核・特色ある研究大学としての成長を実現するためのものです。今後も岡山大学の進展に期待が寄せられます。
本件は、文部科学省による「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施されました。研修に参加した職員たちの今後のステップに、多くの注目が集まることになるでしょう。参加者一人一人が、プロジェクトマネジメントの知識をどのように職務に還元していくのか、その成果が期待されます。