岡山大と笠岡高校
2026-06-15 03:30:30

岡山大学が笠岡高校を支援:AIと3Dプリンタによる探究活動の深化

岡山大学が笠岡高校でのAIと3Dプリンター探究支援を実施



国立大学法人岡山大学が岡山県立笠岡高等学校にて、AIと3Dプリンターを活用した探究活動支援を行いました。2026年の6月2日、笠岡高校の2年生約145人を対象に実施されたこのプログラムは、探究の時間に「生成AI講座」と「3Dプリンター活用実習」を組み込んでいます。この取り組みは、岡山大学と笠岡高校の高大連携の一環として、2023年度から始まったもので、今年度は前年度の活動を基に進化を遂げています。

当初、台風の接近による悪天候が心配されましたが、生徒たちの熱心な期待に応える形で無事にプログラムは開始しました。実際の授業では、岡山大学の公認学生団体であるデータサイエンス部から大学生が講師として参加し、彼らの豊富な知識をもとに生徒を支援しました。強力なサポーターとして、高校出身の現役学生が同行し、母校の恩返しをする姿も印象的でした。彼らは、後輩に対して大学での学びや探究活動のエピソードを交え、親密な交流を促進しました。

生成AIの学び



今回のプログラムの目玉は「生成AI講座」です。生成AIの基本的な仕組みを解説し、生徒たちが実際のデータを用いて分析に挑戦できる機会を提供しました。特に注目したいのは、「NotebookLM」を用いて特定のカフェの売上データを分析するという実習。生徒は個人端末を使って、ファクトに基づく分析を行い、主体的な学びの姿勢を身につけました。これにより、AIを学ぶ楽しさと実践的なスキルが同時に磨かれたのです。

ものづくりと3Dプリンターの実習



また、3Dプリンターの実習では、直感的に操作できる「Tinker CAD」を使用し、生徒たちが自分のアイデアを3Dモデルとして形にする経験を得ました。ラピッドプロトタイピングの手法を学び、頭に描いたアイデアを素早く物理的な形にすることで、ものづくりの楽しさを実感しました。生徒たちは自分たちの手で課題解決のためのプロジェクトを進め、このプロセスを通じてエンジニアリングの基礎を体験しました。

教師の声



笠岡高校の教員もこの取り組みを高く評価し、「生徒がAIを楽しみながら使っている様子や熱心に3Dプリンターを見学している様子がとても印象的だった」と振り返っています。悪天候の中、岡山大学の学生たちがプロフェッショナルにサポートしてくれたことで、探究活動の質が大きく向上したとのことです。

今後の展望



岡山大学は、今後も県内のDXハイスクールとの連携を深め、学生の自主的な学びを支援していく姿勢を強化していく方針です。地域に根ざした特色のある研究大学を目指し、地域社会に貢献する取り組みに引き続き期待が寄せられています。

これからも岡山大学がどのように地域の高校に新たな教育手法を取り入れていくのか、その動向から目が離せません。


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